AXI Ethernet Lite MAC コアでは、ソフトウェアで送信データの長さをアドレス 0x07F4 に書き込んだ後でオフセット 0x07FC のステータス ビットをセットする必要があります。送信を開始するためのソフトウェア シーケンスは次のとおりです。
•ソフトウェアで、送信データをデュアル ポート メモリのアドレス 0x0 から順に格納します。
•ソフトウェアで、送信データ長をデュアル ポート メモリのアドレス 0x07F4 に書き込みます。
•ソフトウェアで、アドレス 0x07FC のステータス ビット (データ バスのビット [0]) に 1 を書き込みます。
•ソフトウェアでステータス ビットを監視し、このビットが AXI Ethernet Lite MAC コアによって 0 にセットされたら次の送信を開始します。
•送信割り込みとグローバル割り込みの両方が有効な場合、AXI Ethernet Lite MAC コアがステータス ビットをクリアすると割り込みが発生します。
•送信割り込みが有効な場合、イーサネット MAC アドレス書き込み完了時にも割り込みが発生します。
ステータス ビットを 1 にセットすると、AXI Ethernet Lite MAC コアのトランスミッターは次を実行します。
•プリアンブルと SDF フィールドを生成します。
•長さを読み出し、その値で示された長さのデータをデュアル ポート メモリから読み出し、必要に応じてパディングを追加します。
•衝突が発生した場合は検出し、必要に応じてジャミング、バックオフ、再送を実行します。
•CRC を計算してデータの末尾に付加します。
•送信が完了したらステータス ビットをクリアします。
•送信完了割り込みが有効な場合、ステータス ビットをクリアすると割り込みが発生します。