システム レベル サンプル デザインでは、コントローラー インスタンスは 1 つだけ生成され、FRAME_ECC インスタンスはデバイスによって 2 ~ 4 個が生成されます。これらの FRAME_ECC インスタンスには、0 ~ 3 の ID 番号を含む名前が付けられます。コントローラー インスタンスの番号は、ハードウェア SLR 番号と同じです。
ICAP および FRAME_ECC プリミティブがツールによって正しく配置されるようにするには、次の制約を適用する必要があります (この例は SLR が 2 つのデバイスの場合のもの)。
# Force FRAME_ECC to the site in this SLR.
set_property LOC CONFIG_SITE_X0Y1 [get_cells example_support_wrapper/example_support/example_cfg/slr1_cfg_frame_ecce4]
set_property LOC CONFIG_SITE_X0Y0 [get_cells example_support_wrapper/example_support/example_cfg/slr0_cfg_frame_ecce4]
# Force ICAP to the site in this SLR.
set_property LOC CONFIG_SITE_X0Y0 [get_cells example_support_wrapper/example_support/example_cfg/cfg_icape3]
コントローラーが関連する ICAP の近くに配置されるように、コントローラーにエリア制約を適用してマスター SLR に配置します。
タイミング クロージャの達成を容易にするため、UART および SPI フラッシュ マスター ヘルパー ブロックなどの共有ブロックにも、デバイス中央のマスター SLR に配置されるようにエリア制約が適用されることがあります。
UART または SPI フラッシュ インターフェイスに使用する I/O ピンは、マスター SLR 内の I/O バンクに配置された
I/O ピンのうち、コントローラーに最も近いものを選択することを推奨します。