その他のエラー挿入オプション - 3.1 日本語

UltraScale Architecture Soft Error Mitigation Controller v3.1 LogiCORE IP 製品ガイド (PG187)

Document ID
PG187
Release Date
2019-05-22
Version
3.1 日本語

リニア フレーム アドレス (LFA) 以外にも、物理フレーム アドレス (PFA) を使用してエラーを挿入できます。 このフォーマットによるエラー挿入コマンドは、モニター (または UART) インターフェイスとコマンド インターフェイスのいずれからも実行できます。

表 J-1: PFA を使用したエラー挿入の UART コマンド

コマンド

UART コマンド セット

PFA を使用した
エラー挿入

「N {10-digit hex value}」

UltraScale = 2 進数の値 = 0sst trrr rrrc cccc cccc cmmm mmmm wwww wwwb bbbb

UltraScale+ = 2 進数の値 = 00ss 0ttt rrrr rrcc cccc cccc mmmm mmmm wwww wwwb bbbb

pg187-appendix-debug00078.jpg

アイドル ステートの場合に有効。軽減 + テスト、検出 + テスト、エミュレーション モードの場合のみ有効。

表 J-2: PFA を使用したエラー挿入のコマンド フォーマット

コマンド

Command_code[n – 1:0] のフォーマット
UltraScale では n = 40、UltraScale+ では n = 44

PFA を使用した
エラー挿入

UltraScale = 2 進数の値 = 0sst trrr rrrc cccc cccc cmmm mmmm wwww wwwb bbbb

UltraScale+ = 2 進数の値 = 00ss 0ttt rrrr rrcc cccc cccc mmmm mmmm wwww wwwb bbbb

pg187-appendix-debug00080.jpg

コントローラーがアイドル ステートの場合に有効。軽減 + テスト、検出 + テスト、エミュレーション モードの場合のみ有効。