エラー分類プロセスでは、フレーム内で発生したエラーの中にエッセンシャルなものがあるかどうかをルックアップ テーブルで判定します。1 つまたは複数のエラーがエッセンシャルと判定された場合、イベント全体がエッセンシャルと見なされます。
エラー分類が有効な場合、訂正可能な非エッセンシャル イベントのレポートのフォーマットは次のとおりです。
SC 08
CLA
END
FC 00 Bit 6, essential is cleared
エラー分類が有効な場合、訂正可能なエッセンシャル イベントのレポートのフォーマットは次のとおりです。
SC 08
CLA
{classification list}
END
FC 40 Bit 6, essential is set
{classification list} には、1 件のエッセンシャル ビットにつきフレーム内のワード位置とワード内のビット位置が 1 行で表示されます。この記法は、エラー検出レポートの場合と同じです。リストの各行は次のフォーマットで表示されます。
WD {2-digit hex value} BT {2-digit hex value}
エラー分類を無効にした場合は、詳細な分類リストは出力されません。この場合、コントローラーはエラーがエッセンシャルでないと判定する根拠を持たないため、すべてのエラーをエッセンシャルと見なす必要があります。
訂正可能イベントの場合のレポートのフォーマットは次のとおりです。
SC 08
FC 40 Bit 6, essential is set
エラーが訂正不能な場合、コントローラーはエラーがエッセンシャルでないと判定する根拠を持たないため、すべての訂正不能エラーをエッセンシャルと見なす必要があります。訂正不能イベントの場合のレポートのフォーマットは次のとおりです。
SC 08
FC 60 Bit 6, essential is set