このコマンドを実行すると、コンフィギュレーション フレームの内容が読み出されます。エラー挿入コマンドで使用するのと同じアドレス値を 16 進数で指定します ( 表: UART コマンドと使用方法 参照)。このコマンドのフォーマットは次のとおりです。
Q {n-digit hex value}
UltraScale では n = 10、UltraScale+ では n = 11。
注記: フレーム アドレスのワードおよびビット フィールドは無視されます。このコマンドを実行すると、常にフレームの内容全体が返されます。
UltraScale デバイスで Query コマンドを実行すると、コントローラーは 123 行 (ワード 0 からワード 122 の順) の 16 進数データ (31:0) を返します。 次に示すデータはすべて 0 ですが、必ずしもそうとは限りません。
I> Q C000000000
00000000
00000000
00000000
...
00000000
00000000
00000000
I>
UltraScale+ デバイスで Query コマンドを実行すると、コントローラーは 93 行 (ワード 0 からワード 92 の順) の 16 進数データ (31:0) を返します。 次に示すデータはすべて 0 ですが、必ずしもそうとは限りません。
I> Q C0000000000
00000000
00000000
00000000
...
00000000
00000000
00000000
I>
エラー挿入を実行する際にコンフィギュレーション メモリの内容を読み出すと、コントローラーの動作のデバッグに役立ちます。
推奨: エラー挿入を実行する際は、その前後でコンフィギュレーション メモリの内容を読み出すことを推奨します。これにより、エラー挿入によってコンフィギュレーション メモリの内容が変化したかどうか、そして挿入したエラーをコントローラーが検出および訂正したかどうかを確認できます。