外部メモリ プログラミング ファイル - 3.1 日本語

UltraScale Architecture Soft Error Mitigation Controller v3.1 LogiCORE IP 製品ガイド (PG187)

Document ID
PG187
Release Date
2019-05-22
Version
3.1 日本語

エラー分類を有効にした場合は、エッセンシャル ビットのルックアップ テーブルのイメージが必要です。このデータ セットのサイズは、ターゲット デバイスによって異なります。データ セットは write_bitstream アプリケーションによって生成されます。

データのフォーマットはバイナリで、 write_bitstream によって生成されたすべてのデータ セットを使用する必要があります。外部ストレージはバイト アドレス指定可能なものが必要です。 fetch_tbladdr[31:0] によって SEM Controller に指定されたアドレスには、小規模なテーブルが必要です。デフォルトでは、 fetch_tbladdr[31:0] は 0 です。

非 SSI デバイスのテーブル フォーマットは次のとおりです。

バイト 0 – エッセンシャル ビット データ バイト 0 (LSB) の先頭を示す 32 ビット ポインター

バイト 1 – エッセンシャル ビット データ バイト 1 の先頭を示す 32 ビット ポインター

バイト 2 – エッセンシャル ビット データ バイト 2 の先頭を示す 32 ビット ポインター

バイト 3 – エッセンシャル ビット データ バイト 3 (MSB) の先頭を示す 32 ビット ポインター

残りの 124 バイトは予約で、すべて 1 を書き込みます。

SSI デバイスのテーブル フォーマットは次のとおりです。

バイト 0 – ハードウェア SLR0 (マスター) エッセンシャル ビット データ バイト 0 (LSB) の先頭を示す 32 ビット ポインター

バイト 1 – ハードウェア SLR0 (マスター) エッセンシャル ビット データ バイト 1 の先頭を示す 32 ビット ポインター

バイト 2 – ハードウェア SLR0 (マスター) エッセンシャル ビット データ バイト 2 の先頭を示す 32 ビット ポインター

バイト 3 – ハードウェア SLR0 (マスター) エッセンシャル ビット バイト 3 (MSB) の先頭を示す 32 ビット ポインター

バイト 4 – ハードウェア SLR1 エッセンシャル ビット データ バイト 0 (LSB) の先頭を示す 32 ビット ポインター

バイト 5 – ハードウェア SLR1 エッセンシャル ビット データ バイト 1 の先頭を示す 32 ビット ポインター

バイト 6 – ハードウェア SLR1 エッセンシャル ビット データ バイト 2 の先頭を示す 32 ビット ポインター

バイト 7 – ハードウェア SLR1 エッセンシャル ビット バイト 3 (MSB) の先頭を示す 32 ビット ポインター

バイト 8 – ハードウェア SLR2 エッセンシャル ビット データ バイト 0 (LSB) の先頭を示す 32 ビット ポインター

バイト 9 – ハードウェア SLR2 エッセンシャル ビット データ バイト 1 の先頭を示す 32 ビット ポインター

バイト 10 – ハードウェア SLR2 エッセンシャル ビット データ バイト 2 の先頭を示す 32 ビット ポインター

バイト 11 – ハードウェア SLR2 エッセンシャル ビット バイト 3 (MSB) の先頭を示す 32 ビット ポインター

バイト 12 ハードウェア SLR3 エッセンシャル ビット データ バイト 0 (LSB) の先頭を示す 32 ビット ポインター

バイト 13 – ハードウェア SLR3 エッセンシャル ビット データ バイト 1 の先頭を示す 32 ビット ポインター

バイト 14 – ハードウェア SLR3 エッセンシャル ビット データ バイト 2 の先頭を示す 32 ビット ポインター

バイト 15 – ハードウェア SLR3 エッセンシャル ビット バイト 3 (MSB) の先頭を示す 32 ビット ポインター

残りの 112 バイトは予約で、すべて 1 を書き込みます。

データ ブロックが存在しない場合はポインターの値を 0xFFFFFFFF とします。エッセンシャル ビット データは任意のアドレスに配置できますが、各データ ブロックを連続して配置してバースト読み出しできるようにしておく必要があります。

デバイス境界を越えた読み出しバーストをサポートしない SPI フラッシュの場合、デバイス境界をまたがないようにデータ ブロックを配置する必要があります。たとえば集積度 256Mb を超える SPI フラッシュの多くは、256Mb 境界を越えた読み出しバーストをサポートしていません。

write_bitstream 出力ファイルをポストプロセスする Tcl スクリプトにより、次の 3 つのファイルが生成されます。

SPI フラッシュ デバイス プログラミング用の Intel Hex データ ファイル (MCS)

SPI フラッシュ デバイス プログラミング用のバイナリ データ ファイル (BIN)

SPI フラッシュ シミュレーション モデルをロードするための初期化ファイル (VMF)