各チャネルの READY 信号には、特定の決まった挙動はありません。いつ、どれだけの期間 READY をアサートするかの要件は存在せず、電源投入直後に READY をアサートする必要があると定めた要件もありません。
READY 信号の制御は、各エージェントのドライバーで設定します。マスターの場合:
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RREADY
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BREADY
スレーブの場合:
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AWREADY
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ARREADY
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WREADY
READY 信号の生成を制御するために、2 つの主要なコンフィギュレーションがあります。ただし、プログラミング モデルを簡略化するために、これらは異なるコンフィギュレーションとして示されることがあります。
表: 設定可能な READY の遅延
に、設定可能な READY の遅延の説明を示します。
表 D-2:
設定可能な READY の遅延
メンバー名
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デフォルト
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範囲
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説明
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use_variable_ranges
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FALSE
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0 ~ 1
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このプロパティを TRUE に設定した場合、ready_gen クラスは設定した最大値と最小値の範囲内で high_time、low_time、および event_count にランダムな値を生成します。
FALSE に設定した場合、ready_gen は high_time、low_time、および event_count にプログラムした値を使用します。
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max_low_time
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5
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0 ~ 2
32
- 1
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low_time の値の制約に使用します。low_time 制約の範囲の最大値を指定します。
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min_low_time
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0
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0 ~ 2
32
- 1
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low_time の値の制約に使用します。low_time 制約の範囲の最小値を指定します。
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low_time
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2
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0 ~ 2
32
- 1
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使用する場合、*READY を Low に駆動するサイクル数を指定します。
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max_high_time
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5
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0 ~ 2
32
- 1
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high_time の値の制約に使用します。high_time 制約の範囲の最大値を指定します。
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min_high_time
|
0
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0 ~ 2
32
- 1
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high_time の値の制約に使用します。high_time 制約の範囲の最小値を指定します。
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high_time
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5
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0 ~ 2
32
- 1
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使用する場合、*READY を High に駆動するサイクル数を指定します。
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max_event_count
|
1
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1 ~ 2
32
- 1
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event_count の値の制約に使用します。event_count 制約の範囲の最大値を指定します。
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min_event_count
|
1
|
1 ~ 2
32
- 1
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event_count の値の制約に使用します。event_count 制約の範囲の最小値を指定します。
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event_count
|
1
|
0 ~ 2
32
- 1
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使用する場合、ポリシー終了までにサンプルするハンドシェイクの回数を指定します。
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event_count_reset
|
2000
|
0 ~ 2
32
- 1
|
ウォッチドッグの待機時間を指定します。
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