シングル チャネル トポロジで利用可能なオプションは、次のとおりです。
- シングル チャネル 16 ビット
- シングル チャネル 24 ビット (16 ビット データ + 8 ビット ECC)
- シングル チャネル 32 ビット
- シングル チャネル 40 ビット (32 ビット データ + 8 ビット ECC)
- シングル チャネル 64 ビット
- シングル チャネル 72 ビット (64 ビット データ + 8 ビット ECC)
PCB 拡張オプション:
- [Optimum]
- [CLK Expansion]
シングル チャネル DDR4 コンポーネント インターフェイスには、2 種類のピン配置があります。1 つは [Optimum] で、データ幅に基づいてトリプレットが効率よく配置されます。もう 1 つは [CLK Expansion] です。これは根本的に [Optimum] とは異なるピン配置で、DDP Deep トポロジ用に 2 つの DDR4 CLK 出力が生成されます。[Optimum] のピン配置は、ECC や 3DS デバイスを追加したりデータ幅を拡張したりする形での将来の拡張が可能なため、ほとんどのアプリケーションでこのオプションを選択できます。[CLK Expansion] のピン配置が必要になるのは、将来 DDP Deep デバイスに移行する予定がある場合のみです。現在の Versal DDR4 ソリューションは x8 DDP Deep デバイスのみをサポートしており、2 つの DDR4 CLK 出力が必要なのは、データ幅 40 ビット、64 ビット、または 72 ビットのコンポーネントを 5 個以上使用した場合のみです。現時点で、2 つの CLK 出力を必要とするその他のシングル チャネル トポロジを生成することはできません。DDP Deep デバイスとは異なり、3DS デバイスの論理ランクは負荷が追加されないため、これらのコンポーネントでは [CLK Expansion] を選択する必要はありません。DDP Deep 3DS シングル チャネルまたはデュアル チャネル コンポーネント インターフェイスはサポートされません。DDP Deep 3DS コンポーネントは、RDIMM/LRDIMM アプリケーションでサポートされます。
[Optimum] のシングル クロック出力ピン配置では、空きニブルが右端のバンクに残り、使用するデータ幅に応じて、右から左に向かって追加のニブルを利用します。[CLK Expansion] のピン配置では、最初のバンクに 1 つと最後のバンクに 1 つの合計 2 つの空きニブルがあります。[CLK Expansion] のピン配置では、右側のバンクにより多くの空きニブルがあり、データ幅が小さくなると左側へ空きニブルが増えていきます。いずれのピン配置でも 3DS およびランク拡張がサポートされますが、5 個以上の配置が必要な DDP Deep デバイスでは [CLK Expansion] のピン配置を使用する必要があります。DDRMC の設定で既に 2 つの CLK が有効にされている場合は [Optimum] が唯一のピン配置オプションとなり、これは [CLK Expansion] のピン配置と同じです。