デュアル チャネル トポロジで利用可能なオプションは、次のとおりです。
- デュアル チャネル 16 ビット
- デュアル チャネル 24 ビット (16 ビット データ + 8 ビット ECC)
- デュアル チャネル 32 ビット
PCB 拡張オプション:
- [Optimum]
デュアル チャネル DDR4 コンポーネント インターフェイスでは、常に [Optimum] を使用します。これは、データ幅が大きくなった場合は使用するニブルを増やすだけで、基本的なピン配置はすべての構成で同じためです。デュアル チャネル DDR4 コンポーネントとシングル チャネル DDR4 コンポーネントでは、入力基準クロック ニブルとコマンド/アドレス/制御 (CAC) ニブルが異なるため、ピン配置の互換性はありません。デュアル チャネル インターフェイスの CAC ニブルはシングル チャネル インターフェイスのデータ ニブルにマップするため、1 つのハードウェア デザインで両方のタイプのトポロジの要件を満たすことはできません。また、デュアル チャネル トポロジは DDR4 インターフェイス クロック出力を 1 つしかサポートしません。これは、サポートされる構成はすべて DDP Deep (深さ Dual Die Package) の負荷ガイドラインに準拠しているためです。DDP Deep ランク拡張または 3DS デバイスは、デフォルトの [Optimum] のピン配置で自動的にサポートされます。DDP Deep 3DS シングル チャネルまたはデュアル チャネル コンポーネント インターフェイスはサポートされません。DDP Deep 3DS コンポーネントは、RDIMM/LRDIMM アプリケーションでサポートされます。
デュアル チャネル DDR4 コンポーネント インターフェイスのピン配置は、使用するニブルをまず左側のバンクに配置し、そこからデータ幅が大きくなるにつれて右側のバンクへと拡張することにより、トリプレットを効率よく配置します。次の図に示すように、デュアル チャネル 16 ビット バンクでは、未使用のニブルがバンクの右側に集められています。