デュアル チャネル LPDDR4/4X インターフェイス - 1.0 日本語

Versal ACAP Programmable Network on Chip and Integrated Memory Controller v1.0 LogiCORE IP 製品ガイド (PG313)

Document ID
PG313
Release Date
2021-04-08
Version
1.0 日本語

デュアル チャネル トポロジで利用可能なオプションは、次のとおりです。

  • デュアル チャネル 16 ビット
  • デュアル チャネル 32 ビット
  • デュアル チャネル 32 ビット (16 ビット データ + 16 ビット ECC)

PCB 拡張オプション:

  • [Optimum]
デュアル チャネル LPDDR4/4X インターフェイスは常に [Optimum] を使用しますが、デュアル チャネル 32 ビット省ピン オプションでは異なるピン配置とすることができます。基本的に、デュアル チャネル LPDDR4/4X には 2 種類のピン配置があります。1 つはシングル ランク デバイスのみをサポートしたデュアル チャネル 32 ビット省ピンのピン配置で、もう 1 つはその他すべてのデュアル チャネル ピン配置です。省ピンのピン配置のみが独特で、シングル ランク 2 x 32 ビット インターフェイスしかサポートしません。標準デュアル チャネル ピン配置は、シングル チャネルおよびデュアル チャネルのシングル ランクまたはデュアル ランク トポロジをサポートします。標準デュアル チャネル構成の基本的なピン配置は、16 ビット、32 ビット、および 16 ビット データ + 16 ビット ECC の 32 ビット構成をサポートします。これは、データ幅が大きくなった場合は使用するニブルを増やすだけで、基本的なピン配置はすべての構成で同じためです。データ幅を 16 ビットから 32 ビット、または 32 ビットから 48 ビットへ拡張すると、追加の LPDDR4/4X データ チャネルに対して追加のアドレス/コマンド信号が生成されます。[Optimum] のピン配置は、シングルまたはデュアル ランク トポロジをサポートします。シングル チャネル インターフェイスをデュアル チャネル インターフェイスに拡張することも可能です。これは、省ピンでないデュアル チャネル 32 ビットのピン配置は、個々の LPDDR4/4X データ チャネルおよびそれぞれのコマンド/アドレス バスに互換性があるためです。シングル チャネル LPDDR4/4X インターフェイスでは、GUI で [LP4 Pin Efficient] をオンにできません。これにより、ほかのトポロジとの将来の互換性が確保されます。
図 1. 標準デュアル チャネル 2 x 16 ビット LPDDR4/4X インターフェイスのピン配置
図 2. 標準デュアル チャネル 2 x 32 ビット LPDDR4/4X インターフェイスのピン配置
図 3. 省ピン デュアル チャネル 2 x 32 ビット シングル ランク LPDDR4/4X インターフェイスのピン配置
将来の PCB 拡張を可能にするには、次に示す接続図に従う必要があります。
図 4. 2x16 LPDDR4/4X インターフェイスの接続
図 5. 2x32 LPDDR4/4X インターフェイスの接続
図 6. 省ピン 2 x 32 シングル ランク LPDDR4/4X インターフェイスの接続