Versal ACAP プログラマブル NoC は、AXI メモリ マップド トランザクションに対するエンド ツー エンドのデータ保護をサポートします。NMU の AXI プロトコル ドメイン内で、NoC はデータ ライン上の 1 バイトあたり 1 ビットの偶数パリティとアドレス上の 1 ビットの偶数パリティをサポートします。AXI プロトコル ドメイン内のパリティ チェックは、コンフィギュレーション時に有効になります。
パケット ドメイン内では、チョッピングと NoC パケット フォーマットへの変換後、NoC はフリット全体で SECDED ECC をサポートします。ECC シンドロームは NMU および NSU 内で完成され、チェックされます。ECC チェックは、スイッチ ファブリック内では実行されません。配線エラーを検出するために、デスティネーション ID フィールドを保護する追加のパリティ ビットが用意されています。スイッチ内でパリティ エラーが発生すると、スイッチは割り込みによって致命的エラーを通知します。パケット ドメイン内のパリティと ECC の生成およびチェックは、常に有効になります。すべてのエラーについて、トランザクションまたはパケットのタイプ、アドレス、ソース ID とデスティネーション ID など、違反したトランザクションに関する情報が記録されます。