このセクションでは、将来的にランクやスロットの追加、または 3DS デバイスへの移行といったメモリ トポロジの拡張にも十分に対応できる DDRMC ピン配置とするための PCB 設計ガイダンスを提供します。 Versal™ DDRMC のピン配置の動作は従来世代から変更されています。ピン配置はメモリ テクノロジごとに固定となっており、最終的なピン マップはメモリ トポロジと拡張オプションによって決まります。このセクションでは、各種メモリ テクノロジでサポートされるピン配置、およびこれらがトポロジによってどのように変化するか、そして DDRMC のピン配置が将来の拡張に対応していることを製造前に確認する方法について説明します。
Recommended: GitHub で公開している 『Versal ACAP メモリ ピン配置の取得と検証』
チュートリアル の使用を推奨します。これは Versal DDRMC のピン配置を迅速で効果的に生成できる方法です。すべてのピン スワップは、ハードウェアを生成する前にデザインの XDC に取り込み、検証しておく必要があります。ツールに取り込まれていない PCB レベルのピン スワップがピン規則に違反している場合、ハードウェア障害を引き起こすおそれがあります。