データ転送の信頼性を高めるには、受信側のメモリでデータおよびクロック ストローブをセンタリングする必要があります。DQS からの 90° オフセットを開始点とし、ここから有効データ ウィンドウが検出されるまで DQ および DBI ピンの遅延を調整した後、遅延をセンタリングします。
これは、次の手順で実行します。
- DQS 遅延を使用して有効 DQ ウィンドウを検出します。
- 有効ウィンドウが検出されない場合、DQS 遅延を元に戻します。
- DQ 遅延を使用して有効 DQ ウィンドウを検出した後、DQ ビットをセンタリングします。
- DQS 遅延を使用して有効 DBI ウィンドウを検出します。
- 有効ウィンドウが検出されない場合、DQS 遅延を元に戻します。
- DBI 遅延を使用して有効 DBI ウィンドウを検出した後、DBI ビットをセンタリングします。
レジスタ名 | 数量 | 説明 |
---|---|---|
Fx_WRDQDBI_STG1_DQS_DELAY | バイト | DQS を移動して有効ウィンドウを検出した後の DQS ODELAY |
Fx_WRDQDBI_STG1_BYTE_STATUS | 2 | 有効ウィンドウが検出された場合、1。1 バイト レーンあたり 1 ビット |
Fx_WRDQDBI_STG1_BIT_STATUS | DBI ピン | 有効ウィンドウが検出された場合、1。 |
Fx_WRDQDBI_STG2_DQS_ODLY | バイト | 元に戻した後の DQS の ODELAY |
Fx_WRDQDBI_STG2_DQ_ODLY | DQ ビット | 元に戻した後の DQ の ODELAY |
Fx_WRDQDBI_STG3_DQ_ODLY | DQ ビット | DQ 遅延を使用した有効ウィンドウの ODELAY 値 |
Fx_WRDQDBI_DESKEW_DQ_ODLY_FCRSE | DQ ビット | スキュー調整遅延 (10 タップ刻み) |
Fx_WRDQDBI_DESKEW_DQ_ODLY | DQ ビット | スキュー調整遅延 |
Fx_WRDQDBI_STG4_DQS_DELAY | DBI ピン | 有効ウィンドウに対する DQS ODELAY 値 |
Fx_WRDQDBI_STG4_BYTE_STATUS | 2 | 有効ウィンドウが検出された場合、1。1 バイト レーンあたり 1 ビット |
Fx_WRDQDBI_STG5_DQS_ODLY | DBI ピン | DQS を元に戻した後の ODELAY |
Fx_WRDQDBI_STG6_DBI_ODLY | DBI ピン | 有効ウィンドウの DBI ODELAY 値 |
Fx_WRDQDBI_DESKEW_DBI_ODLY_FCRSE | DBI ピン | スキュー調整遅延 (10 タップ刻み) |
Fx_WRDQDBI_DESKEW_DBI_ODLY | DBI ピン | スキュー調整遅延 |
Fx_WRDQDBI_LEFT_MARGIN | バイト | バイト中央の左側最小マージン (ODELAY タップ数) |
Fx_WRDQDBI_LEFT_EDGE_DQ | DQ ビット | DQ の左側エッジの ODELAY 値 |
Fx_WRDQDBI_LEFT_EDGE_DBI | DBI ビット | DBI の左側エッジの ODELAY 値 |
Fx_WRDQDBI_RIGHT_MARGIN_FCRSE | バイト | 右側マージン DQS ODELAY (10 タップ刻み) |
Fx_WRDQDBI_RIGHT_MARGIN | バイト | バイト中央の右側最小マージン (ODELAY タップ数) |
Fx_WRDQDBI_RIGHT_EDGE_DQS | バイト | 右側エッジの DQS ODELAY 値 |
Fx_WRDQDBI_ODLY_DQS_FINAL | バイト | 最終的な DQS ODELAY の値 |
Fx_WRDQDBI_ODLY_DQ_FINAL | DQ ビット | 最終的な DQ ODELAY の値 |
Fx_WRDQDBI_ODLY_DBI_FINAL | DBI ビット | 最終的な DBI ODELAY の値 |