書き込み DQ/DBI のビット単位のスキュー調整およびセンタリング (シンプル) - 1.0 日本語

Versal ACAP Programmable Network on Chip and Integrated Memory Controller v1.0 LogiCORE IP 製品ガイド (PG313)

Document ID
PG313
Release Date
2021-04-08
Version
1.0 日本語
データ転送の信頼性を高めるには、受信側のメモリでデータおよびクロック ストローブをセンタリングする必要があります。DQS からの 90° オフセットを開始点とし、ここから有効データ ウィンドウが検出されるまで DQ および DBI ピンの遅延を調整した後、遅延をセンタリングします。

これは、次の手順で実行します。

  1. DQS 遅延を使用して有効 DQ ウィンドウを検出します。
  2. 有効ウィンドウが検出されない場合、DQS 遅延を元に戻します。
  3. DQ 遅延を使用して有効 DQ ウィンドウを検出した後、DQ ビットをセンタリングします。
  4. DQS 遅延を使用して有効 DBI ウィンドウを検出します。
  5. 有効ウィンドウが検出されない場合、DQS 遅延を元に戻します。
  6. DBI 遅延を使用して有効 DBI ウィンドウを検出した後、DBI ビットをセンタリングします。
レジスタ名 数量 説明
Fx_WRDQDBI_STG1_DQS_DELAY バイト DQS を移動して有効ウィンドウを検出した後の DQS ODELAY
Fx_WRDQDBI_STG1_BYTE_STATUS 2 有効ウィンドウが検出された場合、1。1 バイト レーンあたり 1 ビット
Fx_WRDQDBI_STG1_BIT_STATUS DBI ピン 有効ウィンドウが検出された場合、1。
Fx_WRDQDBI_STG2_DQS_ODLY バイト 元に戻した後の DQS の ODELAY
Fx_WRDQDBI_STG2_DQ_ODLY DQ ビット 元に戻した後の DQ の ODELAY
Fx_WRDQDBI_STG3_DQ_ODLY DQ ビット DQ 遅延を使用した有効ウィンドウの ODELAY 値
Fx_WRDQDBI_DESKEW_DQ_ODLY_FCRSE DQ ビット スキュー調整遅延 (10 タップ刻み)
Fx_WRDQDBI_DESKEW_DQ_ODLY DQ ビット スキュー調整遅延
Fx_WRDQDBI_STG4_DQS_DELAY DBI ピン 有効ウィンドウに対する DQS ODELAY 値
Fx_WRDQDBI_STG4_BYTE_STATUS 2 有効ウィンドウが検出された場合、1。1 バイト レーンあたり 1 ビット
Fx_WRDQDBI_STG5_DQS_ODLY DBI ピン DQS を元に戻した後の ODELAY
Fx_WRDQDBI_STG6_DBI_ODLY DBI ピン 有効ウィンドウの DBI ODELAY 値
Fx_WRDQDBI_DESKEW_DBI_ODLY_FCRSE DBI ピン スキュー調整遅延 (10 タップ刻み)
Fx_WRDQDBI_DESKEW_DBI_ODLY DBI ピン スキュー調整遅延
Fx_WRDQDBI_LEFT_MARGIN バイト バイト中央の左側最小マージン (ODELAY タップ数)
Fx_WRDQDBI_LEFT_EDGE_DQ DQ ビット DQ の左側エッジの ODELAY 値
Fx_WRDQDBI_LEFT_EDGE_DBI DBI ビット DBI の左側エッジの ODELAY 値
Fx_WRDQDBI_RIGHT_MARGIN_FCRSE バイト 右側マージン DQS ODELAY (10 タップ刻み)
Fx_WRDQDBI_RIGHT_MARGIN バイト バイト中央の右側最小マージン (ODELAY タップ数)
Fx_WRDQDBI_RIGHT_EDGE_DQS バイト 右側エッジの DQS ODELAY 値
Fx_WRDQDBI_ODLY_DQS_FINAL バイト 最終的な DQS ODELAY の値
Fx_WRDQDBI_ODLY_DQ_FINAL DQ ビット 最終的な DQ ODELAY の値
Fx_WRDQDBI_ODLY_DBI_FINAL DBI ビット 最終的な DBI ODELAY の値