書き込み DQS-to-DM/DBI のスキュー調整およびセンタリング (シンプル) - 1.0 日本語

Versal ACAP Programmable Network on Chip and Integrated Memory Controller v1.0 LogiCORE IP 製品ガイド (PG313)

Document ID
PG313
Release Date
2021-04-08
Version
1.0 日本語

書き込み DBI オプションが DDR4/LPDDR4 に対して選択されている場合、ピン自体が DM としてキャリブレーションされ、キャリブレーション完了で書き込み DBI が有効になります。

キャリブレーション前の段階すべてにおいて、データ マスク信号がキャリブレーションに影響しないために必要な時間が経過する前後のタイミングでこの信号は Low に駆動されます。これで、読み出しと書き込みの両方がキャリブレーションされ、データ マスクを確実に調整できます。DM 信号を使用しない場合は、このキャリブレーション段階は実行されません。

DM キャリブレーションを実行中、データ パターン 55555555_55555555 が最初にアドレス 0x000 に書き込まれますが、DQS の立ち上がりエッジで DM がアサートされてデータ パターン BBBBBBBB_BBBBBBBB が引き続き同じアドレスに書き込まれます。その後、DM がアサートされたデータを除いて予測されるリードバック パターンがすべて「0xB」の場合に読み出しが発行されます。このようなマスクされた位置では 5 が予想されます。書き込みのビット単位スキュー調整の実行中に同じ一連のステップが実行され、それから DM ビットを別にして書き込み DQS センタリングが終了します。