Clocking Wizard には、clk_out
1 ~ 3 の各 clk_out
に [PI Control] 列のドロップダウン リストがあり、[DESKEW_PD1] を選択できます。このオプションを選択した場合、CLKOUTx_PHASE_CTRL
パラメーターには 2’b01 が設定されます。
DPLL スキュー調整機能を選択すると、reset
および power_down
ポートが自動的に外部に引き出され、これらの信号は IP 内部のキャリブレーション済みソフト ロジックを通過 (パススルー) する必要があります。このソフト ロジックを有効にした場合、プリミティブの PERF_MODE
は IP によって FULL に設定されます。次に、キャリブレーション済みロジックの出力が DPLL プリミティブに接続されます。DPLL へのクロック入力接続は、キャリブレーション済みソフト ロジックの ref_clk
に接続する必要があります。この機能/キャリブレーション ロジック インプリメンテーションにより、グリッチのない適切なクロック出力が容易に得られます。次に、DPLL のデジタル スキュー調整を有効にした回路図を示します。
図 1. デジタル スキュー調整を有効にした回路図