Vivado® シミュレーション コンポーネントについて、またサポートされているサードパーティ ツールについては、 『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: ロジック シミュレーション』 (UG900) を参照してください。
サンプル デザインをシミュレーションするには、
Vivado®
デザイン ツールで
open_example_project
フローを使用します。
サンプル プロジェクトを開くと、次の場所にある作業ディレクトリにシミュレーション スクリプトが生成されます。
example_project/<component_name>_example/<component_name>_example.sim/sim_1/
セーフ クロック スタートアップ機能 (シーケンスなし) のシミュレーション波形
次の図に、[Safe Clock Startup] がオンの場合のシミュレーションを示します。
上記のコンフィギュレーションでは、シーケンスは無効です。
LOCKED が High に遷移した後、clk_out1 がプリミティブの最初のクロック出力周波数の 8 サイクル後に有効になります。同様に、LOCKED が High に遷移した後、clk_out2 がプリミティブの 2 番目のクロック出力周波数の 8 サイクル後に有効になります。
同様に、LOCKED が High に遷移した後、clk_out3 がプリミティブの 3 番目のクロック出力周波数の 8 サイクル後に有効になります。
同様に、LOCKED が High に遷移した後、clk_out4 がプリミティブの 4 番目のクロック出力周波数の 8 サイクル後に有効になります。
セーフ クロック スタートアップ機能 (シーケンスあり) のシミュレーション波形
次の図に、[Safe Clock Startup] と [Use Clock Sequencing] をオンにし、必要なシーケンス番号 (ここではシーケンス 1、2、3、4) を表に入力した場合のシミュレーションを示します。
LOCKED が High に遷移した後、clk_out1 がプリミティブの最初のクロック出力周波数の 8 サイクル後に有効になります。CLKOUT1 が High に遷移した後、clk_out2 がプリミティブの 2 番目のクロック出力周波数の 8 サイクル後に有効になります。
CLKOUT2 が High に遷移した後、clk_out3 がプリミティブの 3 番目のクロック出力周波数の 8 サイクル後に有効になります。
CLKOUT3 が High に遷移した後、clk_out4 がプリミティブの 4 番目のクロック出力周波数の 8 サイクル後に有効になります。
これは、クロックを特定の順番で有効にする必要があるようなユース ケースで役立ちます。