入力クロックポート

表 1. Clocking Wizard の入力クロックポート
ポート名	I/O	説明
`clk_in1`	入力	クロック入力 1: シングルエンドプライマリ入力クロックポート。シングルエンドプライマリクロックソースを選択した場合に利用できます。
`clk_in1_p`	入力	クロック入力 1 正側/負側: 差動プライマリ入力クロックポートペア。差動プライマリクロックソースを選択した場合に利用できます。
`clk_in1_n`	入力
`clk_in2` ¹	入力	クロック入力 2: シングルエンドセカンダリ入力クロックポート。シングルエンドセカンダリクロックソースを選択した場合に利用できます。
`clk_in2_p` ¹	入力	クロック入力 2 正側/負側: 差動セカンダリ入力クロックポートペア。差動セカンダリクロックソースを選択した場合に利用できます。
`clk_in2_n` ¹	入力
`clk_in_sel` ¹	入力	クロック入力選択: 1 にするとセカンダリ入力クロックが有効になり、0 にするとプライマリ入力クロックが有効になります。注記: このポートは、GUI を使用してセカンダリクロックを有効にした場合のみ利用できます。
`clkfb_in`	入力	クロックフィードバック入力: クロッキングプリミティブのシングルエンドフィードバック入力ポート。フィードバックオプションで [User-Controlled On-Chip]、[User Controller Off-Chip]、または [Automatic Control Off-Chip] を選択した場合に利用できます。
`clkfb_in_p`	入力	クロックフィードバック入力: 正側/負側: クロッキングプリミティブの差動フィードバック入力ポート。フィードバックオプションで [Automatic Control Off-Chip] と [Differential] を選択した場合に利用できます。
`clkfb_in_n`	入力
`clkin1_deskew`	入力	DESKEW PD1 ネットワークのクロック入力: DESKEW1_IN を 8 に設定し、いずれかのクロック出力 (clk_out1 ～ clk_out7) の [PI Control] で DESKEW_PD1 を選択した場合、シングルエンドのクロック入力スキュー調整ポートを利用できます。
`clkin2_deskew`	入力	DESKEW PD2 ネットワークのクロック入力: DESKEW2_IN を 8 に設定し、いずれかのクロック出力 (clk_out1 ～ clk_out7) の [PI Control] で DESKEW_PD2 を選択した場合、シングルエンドのクロック入力スキュー調整ポートを利用できます。
`clkfb1_deskew`	入力	DESKEW PD1 ネットワークのクロックフィードバック: clk_out2 ～ clk_out7 のいずれかのクロック出力の [PI Control] で `DESKEW_PD1` を選択し、そのクロックの [Drives] で `No_buffer` を選択し、[Deskew Network] で Deskew1 FB の値を clk_out と同じ (clk_out2 の場合は 2、clk_out3 の場合は 3、など) に設定すると、シングルエンドのクロックフィードバックスキュー調整ポートを利用できます。
`clkfb2_deskew`	入力	DESKEW PD2 ネットワークのクロックフィードバック: clk_out2 ～ clk_out7 のいずれかのクロック出力の [PI Control] で `DESKEW_PD2` を選択し、そのクロックの [Drives] で `No_buffer` を選択し、[Deskew Network] で Deskew2 FB の値を clk_out と同じ (clk_out2 の場合は 2、clk_out3 の場合は 3、など) に設定すると、シングルエンドのクロックフィードバックスキュー調整ポートを利用できます。
`ref_clk`	入力	基準クロック: ユーザークロックのモニターに使用する入力基準クロック。エラーのない安定したクロックと見なされます。
`user_clk0`	入力	ユーザークロック 0: Vivado IDE で [ENABLE_DPLL/PLL/MMCM0] をオンにすると、このポートは無効になります。このオプションは、クロックモニターを有効にすると有効になります。
`user_clk1`	入力	ユーザークロック 1: Vivado IDE で [ENABLE_DPLL/PLL/MMCM1] をオンにすると、このポートは無効になります。このオプションは、クロックモニターを有効にすると有効になります。
`user_clk2`	入力	ユーザークロック 2: 監視対象のユーザー入力クロック 2。このオプションは、クロックモニターを有効にすると有効になります。
`user_clk3`	入力	ユーザークロック 3: 監視対象のユーザー入力クロック 3。このオプションは、クロックモニターを有効にすると有効になります。
PLL または DPLL プリミティブを選択した場合、、`clk_in2`、`clk_in_sel`、`clk_fb_in*` ピンは利用できません。少なくとも 1 つの入力クロックが必要です。どのデザインにも、少なくとも `clk_in1` または `clk_in1_p/clk_in1_n` ポートがあります。

入力クロックポート - 1.0 日本語

Clocking Wizard v1.0 for Versal ACAP LogiCORE IP 製品ガイド (PG321)