gpio_enable ポートの使用 - 1.1 日本語

Versal ACAPs Transceivers Wizard v1.1 LogiCORE IP 製品ガイド (PG331)

Document ID
PG331
Release Date
2022-04-29
Version
1.1 日本語

gpio_enable ポートは、マルチ ライン レート IP でライン レートが切り替わり、新しい基準クロック値が同じ基準クロック ソースの場合に使用されます。たとえば、IP に 2 つのライン レートを設定しており、1 つが line_rate0REFCLK0、もう 1 つが line_rate1REFCLK1 であるとします。この場合、IP が line_rate0 から line_rate1 に切り替わると、基準クロック値も変化します。このような場合、gpio_enable 信号をアサートし、新しい基準クロック周波数に切り替わった後、クロックが安定していることを確認してから *rate_sel port をトグルする必要があります。*rate_sel port をトグルすると、Bridge IP は GT クワッドに gpi 信号を生成し、ユーザーへの干渉なしに gpi/gpo シーケンスを処理します。*resetdone が High にアサートされた後、gpio_enable をディアサートできます。次の図に、このようなケースでの gpio_enable の使用を示します。

図 1. ライン レートおよび REFCLK 周波数を変更した場合のシミュレーション波形