gpio_enable
ポートは、マルチ ライン レート IP でライン レートが切り替わり、新しい基準クロック値が同じ基準クロック ソースの場合に使用されます。たとえば、IP に 2 つのライン レートを設定しており、1 つが line_rate0
と REFCLK0
、もう 1 つが line_rate1
と REFCLK1
であるとします。この場合、IP が line_rate0
から line_rate1
に切り替わると、基準クロック値も変化します。このような場合、gpio_enable
信号をアサートし、新しい基準クロック周波数に切り替わった後、クロックが安定していることを確認してから *rate_sel port
をトグルする必要があります。*rate_sel port
をトグルすると、Bridge IP は GT クワッドに gpi 信号を生成し、ユーザーへの干渉なしに gpi/gpo シーケンスを処理します。*resetdone
が High にアサートされた後、gpio_enable
をディアサートできます。次の図に、このようなケースでの gpio_enable
の使用を示します。
図 1. ライン レートおよび REFCLK 周波数を変更した場合のシミュレーション波形