サードパーティ MAC 用 TX イコライゼーション インターフェイスのポート - 1.0 日本語

Versal ACAP PHY for PCI Express v1.0 LogiCORE IP 製品ガイド (PG345)

Document ID
PG345
Release Date
2022-04-26
Version
1.0 日本語

ここで定義する Gen3/Gen4 TX および RX イコライゼーションは、PIPE 仕様の定義とは異なります。サードパーティの PCIe コントローラーを使用する場合は、この文書で説明するカスタム方式の Gen3/Gen4 イコライゼーションを使用する必要があります。 詳細は、イコライゼーション シーケンスを参照してください。

表 1. Gen3 および Gen4 の TX イコライゼーション信号
名前 I/O クロック ドメイン 説明
phy_txeq_ctrl[1:0] 2 入力 pclk TX イコライゼーション制御。txeq_done = 1b を検出した場合、設定を 00b に戻す必要があります。 Gen3 および Gen4 専用。レーンごとの信号。
  • 00b: アイドル
  • 01b: TX プリセット
  • 10b: TX 係数
  • 11b: TX クエリ
phy_txeq_preset[3:0] 4 入力 pclk txeq_ctrl = 01b の場合、TX イコライゼーションを定義済みプリセットのいずれか 1 つに設定します。プリセットを変更するには、txeq_ctrl を使用する必要があります。それ以外の場合はデフォルトのプリセット 0100b が使用されます。 Gen3 および Gen4 専用。レーンごとの信号。
プリセット プリシュート (dB) デエンファシス (dB)
0000b 0 6
0001b 0 3.5
0010b 0 4.5
0011b 0 2.5
0100b 0 0
0101b 2 0
0110b 2.5 0
0111b 3.5 6
1000b 3.5 3.5
1001b 3.5 0
1010b 0 9.5
その他 予約
phy_txeq_coeff[5:0] 6 入力 pclk txeq_control = 10b の場合、TX イコライゼーションをカスタム係数に設定します。18 ビットの新しい TX 係数をレジスタに取り込むには、連続 3 サイクルの pclk が必要です。
  • 最初の pclk サイクルでプリカーソルをレジスタに取り込みます。
  • 2 番目の pclk サイクルでメインカーソルをレジスタに取り込みます。
  • 3 番目の pclk サイクルでポストカーソルをレジスタに取り込みます。
Gen3 および Gen4 専用。レーンごとの信号。
phy_txeq_fs[5:0] 6 出力 pclk TX ドライバーの全振幅を示します。TX ドライバーの特性に基づく固定値です。 Gen3 および Gen4 専用。
phy_txeq_lf[5:0] 6 出力 pclk TX ドライバーの低周波数を示します。TX ドライバーの特性に基づく固定値です。 Gen3 および Gen4 専用。
phy_txeq_new_coeff[17:0] 18 出力 pclk 現在の TX イコライゼーション係数のステータスを示します。 Gen3 および Gen4 専用。レーンごとの信号。
  • [17:12]: プリカーソル。
  • [11:6]: メインカーソル。
  • [5:0]: ポストカーソル。
phy_txeq_done 1 出力 pclk このポートは、TX イコライゼーションが完了すると High になります。txeq_control に対する 1 サイクルの完了ステータス信号。 Gen3 および Gen4 専用。レーンごとの信号。
dbg_phy_txeq_fsm 3 出力 pclk TX EQ の FSM ステートを通知します。

FSM_IDLE = 3'd0

FSM_PRESET = 3'd1

FSM_COEFF = 3'd2

FSM_REMAP = 3'd3

FSM_QUERY = 3'd4

FSM_DONE = 3'd5