FEC 専用モードに設定されている場合、ILKNF サブシステムは、Interlaken 機能ではなく FEC エンコードおよび FEC デコード機能を実行します。ILKNF コアには、最大 6 つの 100 Gb/s 対応 RS-FEC インスタンス (デコーダーおよびエンコーダー) からアクセス可能です。各 100 Gb/s 対応 RS-FEC インスタンスは、1 つの 100 Gb/s RS-FEC デコーダーおよびエンコーダーとして設定できます。また、2 つの 50 Gb/s RS-FEC デコーダー/エンコーダーのペアとして設定することもできます。これらの 50 Gb/s デコーダー/エンコーダー エンティティのそれぞれを、RS-FEC インスタンスの「スライス」と呼びます。
CFG_TX_FEC_ONLY_REG レジスタの ctl_tx_fec_only_enable[1:0]
フィールドと CFG_RX_FEC_ONLY_REG レジスタの ctl_rx_fec_only_enable[1:0]
フィールドを適切に設定することで、コアを FEC 専用 モードに設定できます。
スライス モード制御を使用して、特定の FEC インスタンスを (2 x 50 Gb/s モードに対して) 100 Gb/s モードに設定できます。たとえば、最初の FEC インスタンス (FEC0) では、次のフィールドおよびレジスタを適切に設定することでモードを変更できます。
- CFG_TX_FEC0_SLICE0_REG レジスタの
ctl_tx_fec0_slice0_mode[1:0]
フィールド。 - CFG_TX_FEC0_SLICE1_REG レジスタの
ctl_tx_fec0_slice1_mode[1:0]
フィールド。 - CFG_RX_FEC0_SLICE0_REG レジスタの
ctl_rx_fec0_slice0_mode[1:0]
フィールド。 - CFG_RX_FEC0_SLICE1_REG レジスタの
ctl_rx_fec0_slice1_mode[1:0]
フィールド。
FEC インスタンスが 2 x 50 Gb/s モードに設定されている場合、いずれかの 50 Gb/s スライスを使用し、もう 1 つの 50 Gb/s スライスを使用しないことも可能です。