このセクションでは、ILKNF サブシステムの AXI4-Stream プロトコルについて説明します。
AXI4-Stream インターフェイスは、任意の長さのパケット指向データを受け取ります。データはパケット モードまたはバースト インターリーブ モードのいずれかで受け取られます。AXI4-Stream インターフェイスは幅が非常に広いため (最大 2048 ビット)、ユーザー インターフェイス幅の倍数 (または倍数に近いサイズ) になりそうなパケットはほとんどありません。このため、AXI4-Stream バスは 128 ビットのセグメントに分割され、同じクロック サイクルで複数の転送を並列に実行します。これにより、(前の) パケットの終了と (新しい) パケットの開始を同じクロック サイクルで実行できます。各セグメントには、128 ビット AXI4-Stream バス全体に関連付けられるすべての制御信号があります。セグメントを使用することで、AXI4-Stream バスの利用効率が向上し、ILKNF サブシステムを介して高スループットを実現できます。
c0_ctl_tx_axis_width[2:0] フィールドと CFG_C0_RX_OVERALL_REG レジスタの c0_ctl_rx_axis_width[2:0] フィールドの設定値に基づいて設定可能です。 セグメントの幅は 128 ビット (16 バイト) です。利用可能なセグメントの数は、AXI4-Stream バスの幅を 128 (セグメント内のビット数) で割ることで計算できます。たとえば、2048 ビットの AXI4-Stream バスは 16 のセグメント、1536 ビットの AXI4-Stream バスは 12 のセグメント、1024 ビットの AXI4-Stream バスは 8 つのセグメント、768 ビットの AXI4-Stream バスは 6 つのセグメント、512 ビットの AXI4-Stream バスは 4 つのセグメントで構成されます。