次に示すレジスタを使用して、GT と ILKNF の統計カウンター、ステータス信号、および制御信号にアクセスできます。個々のビットまたはレジスタは、次のように分類されます。
- ステータス: これらのビットは、リセットまたは読み出し後に HIGH に設定されます。これらのビットが LOW の場合は、そのビットの最後の読み出しまたはリセット以降に少なくとも 1 回、対応する信号が LOW になっています。これらのレジスタは読み出し専用であり、信号の現在値を取得するには 2 回読み出す必要があります。
- エラー: これらのビットは、リセットまたは読み出し後にクリアされます。これらのビットが HIGH の場合は、そのビットの最後の読み出しまたはリセット以降に少なくとも 1 回、対応するエラーがアサートされています。これらのレジスタは読み出し専用であり、信号の現在値を取得するには 2 回読み出す必要があります。
- 統計: これらのレジスタは、アキュムレータに接続されます。PM ティック信号がアサートされると、累積値がレジスタに読み込まれ、アキュムレータはリセットされます。これらのレジスタは読み出し専用です。
- 制御: これらのビットに書き込まれた値は、対応する制御信号上で駆動されます。
次に示すレジスタには、
AXI4-Lite インターフェイスを介してアクセスできます。
表 1. リセット ティック レジスタ (0x0000)
ビット |
アクセス |
説明 |
31-4 |
未使用 |
未使用 |
3 |
WO |
c0_axi_clock ドメインのすべての内部レジスタおよびカウンターをリセットします。 |
2 |
WO |
rx_alt_serdes_clock ドメインのすべての内部レジスタおよびカウンターをリセットします。 |
1 |
WO |
rx_alt_serdes_clock ドメインのカウンターの PM ティック |
0 |
WO |
c0_axi_clock ドメインのカウンターの PM ティック |
表 2. GT_RESET_ALL レジスタ (0x0004)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-24 |
未使用 |
RO |
未使用 |
23-0 |
制御 |
R/W |
各ビットは、対応するレーン上の GT リセット コントローラーに対するリセット信号を表します。コアの gt_reset_all 入力に接続します。 |
表 3. GT_RESET_RX_DATAPATH レジスタ (0x0008)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-24 |
未使用 |
RO |
未使用 |
23:0 |
制御 |
R/W |
コアの gt_reset_rx_datapath_in 入力を駆動します。 |
表 4. GT_RESET_TX_DATAPATH レジスタ (0x000C)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-24 |
未使用 |
RO |
未使用 |
23:0 |
制御 |
R/W |
コアの gt_reset_tx_datapath_in 入力を駆動します。 |
表 5. GT_TX_RESETDONE レジスタ (0x0010)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-24 |
未使用 |
RO |
未使用 |
23:0 |
ステータス |
RO |
コアの gt_tx_reset_done_out 出力に接続されます。 |
表 6. GT_RX_RESETDONE レジスタ (0x0014)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-24 |
未使用 |
RO |
未使用 |
23:0 |
ステータス |
RO |
コアの gt_rx_reset_done_out 出力に接続されます。 |
表 7. GT 制御レジスタ
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31:24 |
未使用 |
RO |
|
23:17 |
制御 |
R/W |
接続されているすべての GT チャネルの TX ポスト カーソル ピンを駆動します。 |
16:11 |
制御 |
R/W |
接続されているすべての GT チャネルの TX プリ カーソル ピンを駆動します。 |
11:4 |
制御 |
R/W |
接続されているすべての GT チャネルの TX メイン カーソル ピンを駆動します。 |
3 |
制御 |
R/W |
接続されているすべての GT チャネルの RX CDR ホールド ピンを駆動します。 |
2:0 |
制御 |
R/W |
接続されているすべての GT チャネルのループ バック モードを設定します。 |
表 8. CTL_RX_FORCE_RESYNC レジスタ (0x0018)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-1 |
未使用 |
RO |
未使用 |
0 |
制御 |
R/W |
コアの c0_ctl_rx_force_resync 入力を駆動します。 |
表 9. CTL_TX_DIAGWORD_INTFSTAT レジスタ (0x001C)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-1 |
未使用 |
RO |
未使用 |
0 |
制御 |
R/W |
コアの c0_ctl_tx_diagword_intfstat 入力を駆動します。 |
表 10. CTL_TX_DIAGWORD_LANESTAT レジスタ (0x0020)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-24 |
未使用 |
RO |
未使用 |
23-0 |
制御 |
R/W |
コアの ctl_tx_diagword_lanestat 入力を駆動します。 |
表 11. CTL_TX_ENABLE レジスタ (0x0024)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-1 |
未使用 |
RO |
未使用 |
0 |
制御 |
R/W |
コアの c0_ctl_tx_enable 入力を駆動します。 |
表 12. CTL_TX_FC_STAT レジスタ (0x0028-0x0044)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-0 |
制御 |
R/W |
255 ビットの信号 c0_ctl_tx_fc_stat は、8 つの 32 ビット レジスタ (0 ~ 7) によって駆動されます。レジスタ 0 はビット 31 ~ 0 を駆動し、レジスタ 1 はビット 63 ~ 32 を駆動します (以下同様)。 |
表 13. CTL_TX_MUBITS レジスタ (0x0048)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-8 |
未使用 |
RO |
未使用 |
7-0 |
制御 |
R/W |
コアの c0_ctl_tx_mubits 入力を駆動します。 |
表 14. TX STATUS レジスタ (0x004C)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-5 |
未使用 |
RO |
未使用 |
4 |
エラー |
RO |
コアの c0_stat_tx_fifo1_oflow_err 出力に接続されます。 |
3 |
エラー |
RO |
コアの c0_stat_tx_fifo1_uflow_err 出力に接続されます。 |
2 |
エラー |
RO |
コアの c0_stat_tx_fifo2_uflow_err 出力に接続されます。 |
1 |
エラー |
RO |
コアの c0_stat_tx_overflow_err 出力に接続されます。 |
0 |
エラー |
RO |
コアの c0_stat_tx_underflow_err 出力に接続されます。 |
表 15. RX STATUS レジスタ (0x0050)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-5 |
未使用 |
RO |
未使用 |
4 |
エラー |
RO |
コアの c0_stat_rx_burstmax_err 出力に接続されます。 |
3 |
エラー |
RO |
コアの c0_stat_rx_overflow_err 出力に接続されます。 |
2 |
エラー |
RO |
コアの c0_stat_rx_misaligned 出力に接続されます。 |
1 |
エラー |
RO |
コアの c0_stat_rx_aligned_err 出力に接続されます。 |
0 |
ステータス |
RO |
コアの c0_stat_rx_aligned 出力に接続されます。 |
表 16. RX_SYNCED レジスタ (0x0054)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-24 |
未使用 |
RO |
未使用 |
23-0 |
ステータス |
RO |
コアの stat_rx_synced 出力に接続されます。 |
表 17. RX_SYNCED エラー レジスタ (0x0058)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-24 |
未使用 |
RO |
未使用 |
23-0 |
エラー |
RO |
コアの stat_rx_synced_err 出力に接続されます。 |
表 18. RX_WORD_SYNC レジスタ (0x005C)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-24 |
未使用 |
RO |
未使用 |
23-0 |
ステータス |
RO |
コアの stat_rx_word_sync 出力に接続されます。 |
表 19. RX_DIAGWORD_LANESTAT レジスタ (0x0060)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-24 |
未使用 |
RO |
未使用 |
23-0 |
ステータス |
RO |
レーンごとに stat_rx_crc32_valid で有効にされる stat_rx_diagword_lanestat のステータス レジスタ |
表 20. RX_DIAGWORD_INTFSTAT レジスタ (0x0064)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-24 |
未使用 |
RO |
未使用 |
23-0 |
ステータス |
RO |
レーンごとに stat_rx_crc32_valid で有効にされる stat_rx_diagword_intfstat のステータス レジスタ |
表 21. RX_MUBITS レジスタ (0x0064)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-24 |
未使用 |
RO |
未使用 |
23-0 |
ステータス |
RO |
c0_stat_rx_mubits_updated で有効にされる c0_stat_rx_mubits のステータス レジスタ |
表 22. RX_DESCRAM_ERR レジスタ (0x0064)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-24 |
未使用 |
RO |
未使用 |
23-0 |
エラー |
RO |
コアの stat_rx_descram_err 出力に接続されます。 |
表 23. RX_BAD_TYPE_ERR レーン N レジスタ (0x0070-0x00CC)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-0 |
統計 |
RO |
レーン N での Bad タイプのエラー (stat_rx_bad_type_err) の発生回数をカウントします。レジスタの数はレーンの数によって決まります。 |
表 24. RX_CRC32_ERR レーン N レジスタ (0x00D0-0x012C)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-0 |
統計 |
RO |
レーン N での CRC32 エラー (stat_rx_crc32_err) の発生回数をカウントします。レジスタの数はレーンの数によって決まります。 |
表 25. RX_FRAMING_ERR レーン N レジスタ (0x0130-0x018C)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-0 |
統計 |
RO |
レーン N でのフレーミング エラー (stat_rx_framing_err) の発生回数をカウントします。レジスタの数はレーンの本数によって決まります。 |
表 26. RX_BURST_ERR レジスタ (0x0190)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-0 |
統計 |
RO |
RX バースト エラー (stat_rx_burst_err) の発生回数をカウントします。 |
表 27. RX エラー レジスタ (0x0194)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-0 |
統計 |
RO |
RX エラー (stat_rx_err) の発生回数をカウントします。 |
表 28. RX MEOP エラー レジスタ (0x0198)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-0 |
統計 |
RO |
RX Missing EOP エラー (c0_stat_rx_meop_err) の発生回数をカウントします。 |
表 29. RX MSOP エラー レジスタ (0x019C)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-0 |
統計 |
RO |
RX Missing SOP エラー (c0_stat_rx_msop_err) の発生回数をカウントします。 |
表 30. TX バースト エラー レジスタ (0x01A0)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-0 |
統計 |
RO |
TX バースト エラー (c0_stat_tx_burst_err) の発生回数をカウントします。 |
表 31. STAT_RX_FC_STAT レジスタ (0x01A4-0x01C0)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-0 |
なし |
RO |
このレジスタを 8 個組み合わせて、コアの c0_stat_rx_fc_stat[255:0] 出力に接続します。最下位アドレスには、c0_stat_rx_fc_stat[31:0] の値が格納されます。同様に、最上位アドレスには、c0_stat_rx_fc_stat[255:224] の値が格納されます。 |
表 32. RX FEC ステータス レジスタ 0 ~ 5 (0x01C4、0x020C、0x0254、0x029C、0x02E4、0x032C)
ビット |
タイプ |
アクセス |
説明 |
31-5 |
未使用 |
RO |
使用しない |
4-1 |
ステータス |
RO |
FEC インスタンスのアライメント マーカーがロックされているかどうかを示します。 |
0 |
ステータス |
RO |
FEC インスタンスがアライメントされているかどうかを示します。 |