次の各セクションでは、 Vitis™ IDE で DPU IP を使用する開発フローについて説明します。
IP には、ユーザーが各種設定を選択できるように複数のファイル セットが用意されています。詳細は、コンフィギュレーション オプション を参照してください。各ファイル セットには、次のファイルが含まれています。
入力ファイル
プログラム ロジック領域で AI エンジン デザイン ファイルと RTL ファイルを使用するため、次の 3 つの種類のファイルが用意されています。
- libadf.a
- コンパイル済みの AI エンジン デザイン グラフが含まれます。詳細は、 『AI エンジン ツールおよびフロー ユーザー ガイド』 (UG1076) を参照してください。
- xo ファイル
- Vitis カーネル ファイルです。プログラム ロジックで使用される RTL コード ファイルが含まれます。
- 接続ファイル
- AI エンジン とプログラム ロジック設計間の AXI4-Stream 接続と、 プログラム ロジック設計と NoC 間の接続が含まれます。
- スクリプト
- タイミングと接続性を改善するのに役立つ *.tcl.rel
Vitis フロー
すべての入力ファイルを v++
コマンドに送信し、xclbin を生成します。詳細は、GitHub のサンプル デザインを参照してください。