AI エンジン コンパイラで AI エンジン デザインのコンパイルが完了すると、デザインが解析され、AI エンジンの規則およびベスト ソフトウェア プラクティスに基づいてデザインを向上するためのガイダンスが表示されます。一部のガイダンスは、AI エンジン コンパイラで自動的に修正できます。ガイダンス ファイルには、すべての項目が重要度、カテゴリとタイル番号、詳細、AI エンジン コンパイラで実行された修正、推奨される解決策がリストされます。
ガイダンス ファイル (guidance.html) は、Work/reports ディレクトリにあります。このガイダンス ファイルを表示するには、ウェブ ブラウザーを使用します。デザインをシミュレータまたはハードウェアで実行する前に、デザイン ガイダンスに従ってデザインをアップデートすることをお勧めします。
次に、Work/reports/guidance.html に含まれる AI エンジン コンパイラで生成されたガイダンスの例を示します。
- 変数は、初期化の前に参照されます。
- グローバル変数は、カーネル インプリメンテーションからローカルで初期化されます。
- データの配列は、128 ビット (16 バイト) で揃えられていません。
-
__restrict
修飾子を使用すると、未定義の動作になります。この未定義の動作は、ハードウェアで実行した場合にのみ発生します。
注記: デザインのコンパイル時に AI エンジン コンパイラで適切なガイダンス ファイルを生成できるようにするため、--xlopt
オプションを 1 以上に設定する必要があります。