x86simulator
でコマンド ライン引数を使用すると、自動的にオプション ファイルが生成され、Work/options
ディレクトリに保存されます。生成されたオプション ファイルは、次の表に示すオプションを使用して、手動で変更できます。
注記: ソフトウェア エミュレーション フローでは、x86 シミュレータ オプションのサブセットのみがサポートされています。
ソフトウェア エミュレーションの設定により、PS が QEMU モデルまたは x86 モデルを使用するように設定されている場合は、x86 シミュレーション オプションを再度利用できます。
PS が x86 モデルを使用するように設定されている場合、次の環境変数を使用して x86 オプション ファイルの場所を指定します。
setenv X86SIM_OPTIONSPATH <x86 options file location>
x86 モデルのソフトウェア エミュレーションでのアプリケーション構築の詳細は、 『Vitis 統合ソフトウェア プラットフォーム資料: アプリケーション アクセラレーション開発』 (UG1393) の PS on x86 を使用したエンベデッド プロセッサ エミュレーションを参照してください。
PS が QEMU モデルを使用するように設定されている場合、
『Vitis 統合ソフトウェア プラットフォーム資料: アプリケーション アクセラレーション開発』 (UG1393) のエミュレーション ターゲットの実行で説明されているように、launch_sw_emu.sh
を使用する次のコマンド ライン オプションを使用してソフトウェア エミュレーションを実行します。
./launch_sw_emu.sh -x86-sim-options ${FULL_PATH}/Work/options/x86sim.option
ここで、${FULL_PATH}
はファイルの絶対パスです。
x86 シミュレータ オプション | 値 | 説明 |
---|---|---|
dump
|
<yes>/<no> | 個々の AI エンジン カーネル ポートの各反復に対して入力および出力データのスナップショットをダンプします。 |
trace
|
<yes>/<no> | AI エンジン グラフの実行中に発生したイベントのタイムスタンプ ビューを生成します。これには、ストール、グラフの開始/停止、反復の開始/停止と、それらのタイムスタンプが含まれます。 |
trace-print
|
<yes>/<no> | ターミナルにトレースを出力し、トレース ファイル結果をエクスポートします。 |