Kernels の表には、ADF グラフで使用されるカーネルに関する詳細情報が示されます。次の図に、3 つのカーネル interpolator、clip および classify の例を示します。次のコード例は、fir_27t_sym_hb_2i
、polar_clip
および classifier
カーネル関数をグラフにカーネルとしてインスタンシエートします。
interpolator = kernel::create(fir_27t_sym_hb_2i);
clip = kernel::create(polar_clip);
classify = kernel::create(classifier);
図 1. [Kernels] の表
列 | 説明 |
---|---|
Graph Instance | デザイン グラフと、サブグラフおよびカーネルの階層を示します。 |
ID |
aiecompiler でカーネルに割り当てられた ID。 |
AI Engine Kernel | カーネル関数名。これは、グラフ クラスにインスタンシエートされたカーネル名とは異なります。上記のコードでは、fir_27t_sym_hb_2i が関数名で、interpolator としてインスタンシエートされます。 |
Source | カーネル ソース ファイル。このファイル名をクリックすると、カーネルのソース ファイルが開きます。 |
Column | カーネルがマップされる AI エンジンの列。 |
Row | カーネルがマップされる AI エンジンの行。 |
Schedule | 複数のカーネルが同じタイル (同じ列、行) にマップされている場合の実行順。値が 0 の場合、スケジューリングされていません。 |
Runtime Ratio |
runtime<ratio>(<kernel>) =
n 制約を使用してグラフに設定されたランタイム比。 |
Graph Source | ソース ファイル (graph.h ) とカーネルがインスタンシエートされる行番号。リンクをクリックすると、ソース ファイルのその行が開きます。 |