スカラー RTP データ解析 - 2023.2 日本語

AI エンジン ツールおよびフロー ユーザー ガイド (UG1076)

Document ID
UG1076
Release Date
2023-12-04
Version
2023.2 日本語

Trace ビューでのスカラー RTP データ解析では、 Graph ビューの特定のスカラー入力/出力 RTP ポートから Events ビューの適切な位置にクロスプローブできます。カーネル実行中、RTP データを読み出しまたは書き込みしながらトレースできます。RTP ポートのデータ解析を実行するには、次の手順に従います。

  1. 次の図に示すように、Graph ビューでカーネルの RTP ポートをクリックします。
  2. Trace ビューに切り替わり、選択したポートがハイライトされます。Events ビューでは、カーネルによる RTP データの読み出しおよび書き込み操作も表示されます。Trace ビューで RTP データの先頭にカーソルを置くと、下の図に示すように Events ビューでサイクルがハイライトされます。
    注記: Trace ビューで解析できるのは、スカラー入力、入出力同期、および非同期 RTP データのみです。ベクター RTP は表示できません。