input_plio/output_plio - 2023.2 日本語

AI エンジン カーネルおよびグラフ プログラミング ガイド (UG1079)

Document ID
UG1079
Release Date
2023-12-04
Version
2023.2 日本語

このクラスは、プログラマブル ロジックである外部プラットフォームのポートに AI エンジン カーネルを接続するために使用される I/O ポートの仕様を表します。

メンバー関数

create(plio_type plio_width, std::string datafile);

上記の input_plio/output_plio ポート仕様は、AI エンジン アレイ インターフェイスの 1 つの 32 ビット、64 ビット、128 ビットの入力または出力 AXI4-Stream ポートを表すために使用されます。datafile は、シミュレーション用として入力データを供給する、あるいは出力データを受信する入力または出力ファイル パスです。このデータは、シミュレーションの実行中に個別に収集できます。

create(std::string logical_name, plio_type plio_width, std::string datafile);

上記の input_plio/output_plio ポート仕様は、AI エンジン アレイ インターフェイスの 1 つの 32 ビット、64 ビット、128 ビットの入力または出力 AXI4-Stream ポートを表すために使用されます。plio_width は、plio_32_bits (デフォルト)、plio_64_bits、または plio_128_bits のいずれかになります。logical_name は、論理アーキテクチャ インターフェイスの仕様に示されている対応するポートのアノテーション フィールドと一致している必要があります。

create(std::string logical_name, plio_type plio_width, std::string datafile, double frequency);

上記の input_plio/output_plio ポート仕様は、AI エンジン アレイ インターフェイスの 1 つの 32 ビット、64 ビット、128 ビットの入力または出力 AXI4-Stream ポートを表すために使用されます。plio_width は、plio_32_bits (デフォルト)、plio_64_bits、または plio_128_bits のいずれかになります。input_plio/output_plio ポートの周波数は、コンストラクターの一部として指定することも可能です。

create(std::string logical_name, plio_type plio_width, std::string datafile, double frequency, bool hex);

上記の input_plio/output_plio の論理型ポート仕様は、入力データ ファイルの内容が 16 進数形式か 2 進数形式かを示すために使用されます。

データ ファイル内のデータは、各行の input_plio/output_plio 属性のバス幅 (32、64、または 128) と、接続されているグラフ ポートのデータ型に従って構成する必要があります。たとえば、64 ビットの input_plioint32 型でカーネル ポートに供給するには、2 列構成のファイル データが必要です。同じ 64 ビットの input_pliocint16 型でカーネル ポートに供給するには、データを 4 列で構成する必要があり、各列は複素数型の 16 ビットの実部または虚部を表します。