エリア ロケーション制約 - 2023.2 日本語

エリア ロケーション制約は、配列内のカスタム位置にノードが含まれるように指定します。次の表に、エリア グループに指定するプロパティを示します。

次の例に、グラフ ファイルでエリア ロケーション制約を適用する方法を示します。

using namespace adf;

class testGraph1: public adf::graph {

    private:
        kernel first;
        kernel second;
    public:
        testGraph1()  {
            first = kernel::create(simple1);
            second = kernel::create(simple2);
            connect(first.out[0], second.in[0]);
            source(first) = "src/kernels/kernels.cc";
            source(second) = "src/kernels/kernels.cc";
            runtime<ratio>(first) = 0.1;
            runtime<ratio>(second) = 0.1;

            // Create area group with some valid ranges.
            location<graph>(*this) = area_group({{aie_tile, 0, 0, 1, 7}, {shim_tile, 0, 0, 1, 0}});
        }

};

using namespace adf;

class testGraph2: public adf::graph {

    private:
        kernel first;
        kernel second;
    public:
        testGraph2()  {
            first = kernel::create(simple1);
            second = kernel::create(simple2);
            connect(first.out[0], second.in[0]);
            source(first) = "src/kernels/kernels.cc";
            source(second) = "src/kernels/kernels.cc";
            runtime<ratio>(first) = 0.1;
            runtime<ratio>(second) = 0.1;

            // Explicitly specify contain_routing, exclusive_routing, exclusive_placement.
            location<graph>(*this) = area_group({{aie_tile, 0, 0, 1, 7}, {shim_tile, 0, 0, 1, 0}}, true, false, true);
        }

};

次の表に、フラグのさまざまな組み合わせに応じて、ノードとネットがエリア グループのリソースにアクセスできるかどうかを示します。その下の図に、ユース ケースを示します。次の表の規則を適用する際、重要な考慮事項が 2 つあります。

• 1 つのノードから複数のデスティネーション ノードに駆動されるブロードキャスト ネットは、個々のポイントツーポイント ネットと見なされます。
• ネット上の FIFO は、ネットと同じ条件に従います。たとえば、ネットがエリア グループに完全に含まれており (ドライバーとレシーバーの両方がエリア グループ内)、contain_routing フラグが使用されている場合、次の表はネット配線がエリア グループに完全に含まれている必要があることを示しています。同様に、ネット上の FIFO も、エリア グループの境界内に配置する必要があります。

次の図に、ユース ケースを示します。