バッファー制約 - 2023.2 日本語

データ バッファーを特定のタイルの特定のアドレスに制約します。データ バッファーは、カーネルまたはパラメーター (ルックアップテーブルなど) の入力、出力、または双方向ポートに接続できます。アドレスは、次の 3 つの方法のいずれかで指定できます。

• column、row、および offset。タイルは column と row で指定し、offset アドレスはタイルを基準に、0 から最大値 32768 (32k) までの値を指定します。
• column、row、および bankID: bankID はタイルを基準に指定し、有効な値は 0、1、2、3 です。
• offset: コンパイラで割り当てられるタイルを基準に、0 ～ 32768 (32k) の値で指定します。

構文

"buffers": [<address>, <(optional) address>]
<address> ::= <offset_address> | <bank_address> | <offset_address>
<tile_address> ::= {
  "column": integer,
  "row": integer,
  "offset": integer
}
<bank_address> ::= {
  "column": integer,
  "row": integer,
  "bankId": integer
}
<offset_address> ::= {
  "offset": integer
}

例

{
  "PortConstraints": {
    "mygraph.k2.out[0]": {
      "buffers": [{
        "column": 2,
        "row": 2,
        "offset": 5632
      }, {
        "column": 2,
        "row": 2,
        "offset": 4608
      }]
    },
    "mygraph.k1.out[0]": {
      "buffers": [{
        "column": 2,
        "row": 3,
        "bankId": 2
      }, {
        "column": 2,
        "row": 3,
        "bankId": 3
      }]
    },
    "mygraph.p1": {
      "buffers": [{
        "offset": 512
      }]
    }
  }
}