PS-GTR トランシーバーは、1 レーンあたり最大 6 Gb/s の転送レートをサポートします。
- SOM コネクタ インターフェイスにおけるインピーダンス不連続性を最小に抑えるには、90Ω 差動インピーダンスを使用して PS-GTR 信号を配線してください。
- 差動信号の P 側と N 側の差が ±0.5mil 以内となるよう配線します。
- 内部配線層の PS-GTR 信号はストリップライン構造として配線します。
- PS-GTR 信号は、ビアの使用を 2 回までにして配線します。クロストークを最小に抑えるため、信号ビアの隣に適切なグランド リターン ビアを配置します。
- PS-GTR 信号はビア スタブ長を 50mil 未満として配線します。スタブ長を最小にすることは、反射を防ぐための有効な設計手法です。
- PS-GTR 差動信号とその他の信号の間隔は、信号から最も近い GND プレーンまでの距離の 4 倍とします。
- 設計の柔軟性を確保するため、PS-GTR トランシーバーのデータ レーンにはトランシーバー キャパシタは追加されていません。
- 適切なデカップリング規格およびインターフェイス規格の詳細は、 『UltraScale アーキテクチャ PCB デザイン ユーザー ガイド』 (UG583) の「Zynq UltraScale+ MPSoC の PS インターフェイスの PCB ガイドライン」の章を参照してください。