アクセラレーション アプリケーション パッケージの選択

Kria KR260 ロボティクス スターター キット ユーザー ガイド (UG1092)

Document ID
UG1092
Release Date
2022-05-17
Revision
1.0 日本語
  1. インターネット接続を確認していない場合は、ping テストまたは DNS ルックアップ (nslookup など) を実行する前に確認します。
  2. サンプル アプリケーションは、無線経由 (OAT) 運用用の Linux パッケージ管理フレームワークを使用して運用されます。sudo xmutil getpkgs を実行して、プラットフォームにインストールできるパッケージ グループをリストします。パッケージ グループには、packagegroup-kit_name-application_nameたとえば、KR260 プラットフォームのマシン ビジョン アプリケーションのパッケージ グループ名は、packagegroup-kr260-machine-vision となります。プラットフォームにインストールできるアクセラレーション アプリケーション数に制限はありません。インストールするための正確なコマンドについては、Kria SOM Wiki に詳細が記載されています。
    注記: スターター キットの特定の設定と互換性のあるパッケージ グループのみをインストールするようにしてください。
  3. パッケージ フィードを介してローカル ファイル システムにインストールされたすべてのアプリケーションは、プラットフォームで動的に読み込みおよび交換できます。システムにローカルのアプリケーションのリストを表示するには、sudo xmutil listapps を実行します。どのアプリケーションがローカルであるかは、/opt/xilinx ディレクトリでも確認できます。
  4. デフォルトでは、kr260-dp はブート時に読み込まれます。アプリケーションのリストから、読み込まれているアクティブ アプリケーション (xmutil listapps 出力で active = 1) を確認します。読み込まれているアプリケーションがある場合は、次の手順に進む前に、sudo xmutil unloadapp コマンドを実行して現在のアプリケーションをアンロードします。
  5. sudo xmutil loadapp application_name を実行して、アプリケーションのリストから新しいアプリケーションを開始します。プラットフォームは自動的に設定され、アプリケーションが開始します。
  6. Jupyter ベースのコックピットを使用するアプリケーションは、自動的に起動します。ウェブ ブラウザーで関連の IP アドレスとポートを指定する必要があります。関連の IP アドレスとポートの情報は、ブート時に UART に出力されます。初期ブート後に Jupyter Lab サーバーの URL を問い合わせるには、コマンドsudo jupyter notebook list