Customization Parameters ページでパラメーターをカスタマイズして、IP カスタマイズ GUI でのパラメーターの表示方法を設定できます。変更できるのは、表示名、データ形式、デフォルト値、および表示の有無です。
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Customization Parameters ページで該当するパラメーターを右クリックし、Edit Parameter をクリックします。
Edit IP Parameter ダイアログ ボックスが開き、選択したパラメーターの詳細な情報が表示されます。
- オプションを設定してパラメーターの使用法を定義します。
このダイアログ ボックスでの設定によって、一部のオプションは淡色表示され、設定不可能になります。ダイアログ ボックスの次のオプションは、パラメーターの表示プロパティと関連付けられます。
- Name
- パラメーター名。読み取り専用のプロパティです。
- Visible in Customization GUI
- カスタマイズ GUI にパラメーターを表示します。
- Show Name
- カスタマイズ GUI で表示オブジェクトの横にパラメーターの表示名をリストします。
- Display Name
- カスタマイズ GUI に表示するパラメーター名。IP をカスタマイズする際、設定可能な値の横に表示されます。単純な名前または短い説明を指定できます。
- Tooltip
- カスタマイズ GUI でパラメーターの上にカーソルを置いたときに表示されるテキスト。パラメーターの単純な名前または短い説明を指定できます。
- 次のオプションを設定してパラメーターのデータ型と制限を指定します。
- Format
- パラメーターのデータ型を定義します。このデータ型に基づいて IP のカスタマイズに使用できる値が決まります。残りのオプションは、選択したデータ型の要件に基づいて変更されます。
- Long
- 整数入力
- Float
- 10 進数入力
- Bool
- ブール入力
- BitString
- 16 進数入力
- String
- 文字列
- Editable
- パラメーターをユーザーが編集可能か、特定条件下でのみ編集可能かを指定します。
- Yes
- カスタマイズ GUI でパラメーターを編集できます。これがデフォルト設定です。
- No
- カスタマイズ GUI でパラメーターを編集できません。GUI に表示される場合は、読み取り専用になります。パラメーターの値は、デフォルト値または式で決まります。
- Dependent
- 特定条件下でのみ、カスタマイズ GUI でパラメーターを編集できます。
このオプションを選択すると、次の図に示すように、条件式を入力する [Expression] というフィールドが表示されます。
編集を可能にするかどうかを決める条件式が true の場合、パラメーターは編集可能になります。編集可能条件式の設定については、依存条件式の設定 を参照してください。
- Dependency
- カスタマイズ中にパラメーター値がどのように決定されるかを定義します。
- Yes
- 別のパラメーターの値によって値が決まります。次の図に示すように、パラメーターを評価するための [Expression] というフィールドが表示されます。この依存条件式の評価結果がパラメーター値として使用されます。
依存条件式の設定については、依存条件式の設定 を参照してください。
- No
- 別のパラメーターに依存せず、設定した値またはデフォルト値が使用されます。
- Specify Range
- パラメーター値の範囲を指定します。オフの場合は、選択したデータ型であればどの値にでも設定でき、IP カスタマイズ GUI で値の設定範囲は制限されません。
- List of values
- パラメーター値として選択可能な値を指定します。リスト ボックスでパラメーターの有効値のリストを定義します。
- リストに値を追加するには、Add ボタン をクリックします。デフォルトで [value] というテキストが入力されます。
- これらのテキストを変更するには、value をダブルクリックします。IP のカスタマイズ GUI には、選択値がここにリストした順序で表示されます。
- 値の順序を変更するには、値をクリックし、Move Up ボタン をクリックして 1 つ上に移動するか、Move Down ボタン をクリックして 1 つ下に移動します。
- 値を削除するには、リストから 1 つまたは複数の値を選択して、Remove ボタン をクリックします。
- Range of integers
- パラメーターの値を指定した整数値の範囲にします。次の図に示す Minimum および Maximum で範囲を指定すると、ユーザーが指定できる整数値の範囲を制限できます。
IP カスタマイズ GUI で指定した範囲外の値が設定されると、エラーがレポートされます。Show Range をオンにすると、カスタマイズ GUI に整数値の最小値および最大値が表示されます。
- Pairs
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List
of values と同様、ユーザーが選択できるパラメーター値を定義しますが、キー/値の組み合わせで指定します (次の図を参照)。
- リストにキー/値ペアを追加するには、Add ボタン をクリックします。デフォルトでキーの名前が key、値が value のペアが追加されます。
- これらのテキストを変更するには、テキストをダブルクリックします。IP のカスタマイズ GUI には、選択値がここにリストした順序で表示されます。
- 値の順序を変更するには、値をクリックし、Move Up ボタン をクリックして 1 つ上に移動するか、Move Down ボタン をクリックして 1 つ下に移動します。
- 値を削除するにはリストから 1 つまたは複数の値を選択して、Remove ボタン をクリックします。
- 次のオプションを設定して表示オブジェクトとパラメーターのデフォルト値を定義します。
- Show As
- カスタマイズ GUI でパラメーターに使用する表示オブジェクトを指定します。これは読み取り専用のプロパティで、このダイアログ ボックスで指定したオプションに基づいて設定されます。
- Layout
- [Show As] に Radio Group を選択した場合の表示レイアウトを指定します。値は、Vertical および Horizontal です。[Show As] に [Radio Group] 以外を選択した場合は、Not Applicable と表示されます。
- Default Value
- パラメーターのデフォルト値を指定します。IP のカスタマイズ時にパラメーターが変更されない場合、パラメーターがここで定義したデフォルト値に設定されます。