Vivado IP パッケージャーでは、次を実行する式を使用できます。
- ポートまたはインターフェイスのイネーブルまたはディスエーブル
- カスタマイズ パラメーターのイネーブルまたはディスエーブル
- カスタマイズ パラメーターの値の計算
- ポート幅の計算
式を評価する構文では、Package IP ウィンドウの Customization Parameters ページで定義したパラメーターを参照できます。
式のパラメーターの変数名が、そのパラメーター名になります。変数名では大文字/小文字が区別され、変数名の前に接頭辞 $
が必要です。たとえば、パラメーター名が BAUD_RATE
の場合、構文では $BAUD_RATE
として参照します。
正しく機能するイネーブル式または編集可能な式を作成するには、変数名を数値および比較演算子と共に使用してブール式を形成します。次に例を示します。
$BAUD_RATE == 115200 || $BAUD_RATE == 57600
依存式を作成するには、変数名を使用して数式を形成し、値を生成します。次に例を示します。
$NUM_OF_BYTES*8
式タイプ | 有効な演算 |
---|---|
演算子 | "div"、"or"、"and"、"mod" |
関数 | "number"、"sum"、"floor"、"ceiling"、"round"、"not" |
リテラル | "true"、"false" |
spirit 関数 | "spirit:pow"、"spirit:log"、"xilinx:max" |
注記: すべての依存条件式は、Tcl
expr
コードとして評価されます。