[Package a specified directory] オプションをオンにすると、ファイル システム内の特定のディレクトリのファイルをパッケージできます。IP が正しくパッケージされるようにするための推論規則があります。次の表に、IP 推論に推奨されるディレクトリ構造を示します。
ソース タイプ | ディレクトリ推論 |
---|---|
合成可能なソース | src/、hdl/ |
シミュレーション ソース | sim/、simulation/ |
サンプル ソース | example/、ex/、examples |
テストベンチ | testbench/、tb/、test/ |
C シミュレーション モデル | cmodel/、c/ |
ドキュメント | docs/、doc/、documents/ |
IP パッケージャーは、この表のディレクトリ構造を使用して、ファイルを該当するファイル グループに配置します。合成可能なソースのディレクトリでは、ファイルが .sv、.v*、および .xdc 拡張子別にフィルターされます。それ以外のディレクトリには、ファイルは次のように配置されます。
- シミュレーション ディレクトリがない場合、合成可能なソースがシミュレーション ファイル セットに含められます。
- 指定したディレクトリのディレクトリ構造が認識できない場合、合成可能なソース ファイルが再帰的に検索され、合成およびシミュレーション ファイル グループに追加されます。
指定のディレクトリをパッケージするには、次の手順に従います。
- 次の図に示すように、Package a Specified Directory をオンにします。
- 次のオプションを指定します。
- Directory
- IP のディレクトリ。
- Package as a library core
- IP をライブラリ コアとして定義します。IP は IP リポジトリには含まれますが、IP カタログには表示されません。
重要: IP をスタンドアロン IP として使用しない場合は Package as a library core をオンにしてください。このオプションをオンにすると、IP は IP リポジトリからは参照できますが、IP カタログには表示されません。 - Next をクリックします。
-
Edit in IP Packager Project
Name ページで次のオプションを設定します。
- Project name
- 生成された IP 定義を使用して作成されたプロジェクト名。
- Project location
- デザイン ソースおよび Edit IP パッケージャー プロジェクトを配置するディレクトリ。
推奨: Windows の場合はファイル パスの長さに制限があるため、80 文字未満になるようにしてください。 - Next をクリックします。New IP Creation ページに、Create and Package New IP ウィザードで収集されたデザインに関する情報が表示されます。
- Finish をクリックします。Edit IP パッケージャー プロジェクトが開きます。詳細は、IP のパッケージ を参照してください。