Package your current project オプションをオンにすると、パッケージを現在の Vivado プロジェクトと関連付けることができます。IP パッケージャーによりユーザーの IP に関する必要な情報が収集され、指定のディレクトリに基本的な IP パッケージが作成されます。
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Package your current project をオンにし、Next をクリックします。ウィザードのページがアップデートされ、現在のプロジェクトをパッケージするためのオプションが表示されます。
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Package Your Current
Project ダイアログ ボックスに IP location の情報を入力します。
これは、IP パッケージャーで IP 定義を作成するディレクトリです。デフォルトはプロジェクトの /sources ディレクトリです。このディレクトリでは、すべてのファイルがプロジェクトにコピーされていれば、ファイルすべてを相対的に参照できます。
ファイルがプロジェクト ソース ディレクトリ以外の場所に保存されている場合、IP ディレクトリはプロジェクト ファイルのほとんどが相対的に配置されているディレクトリに基づいて決定されます。
プロジェクト ファイルの階層ファイル パスにないディレクトリが選択された場合は、Vivado IDE によりプロジェクト ソース ファイルを指定の IP ディレクトリにコピーすることを促すメッセージが表示されます。すべてのリモート ファイルがその IP ディレクトリにコピーされ、それぞれ適切なカテゴリのサブディレクトリ (例: src/、sim/) に配置されます。
IP パッケージャーでは、IP ディレクトリ名にかかわらず、リモート ファイルがファイル カテゴリに基づいてコピーされます。
新しく作成されてパッケージされたプロジェクトを変更できるようにするため、Vivado IDE により新しい一時的な編集用プロジェクトが IP ディレクトリに作成されます。
注記: パッケージするプロジェクトに IP が含まれている場合、IP パッケージャーによりその IP の IP カスタマイズ ファイル (.xci) のみが含まれます。Vivado IDE では、IP の出力ファイルと新しく作成された親 IP が生成されます。パッケージ IP に XCI ファイルを含める場合、パッケージされる XCI ファイルが親 IP と関連付けられ、Vivado IDE で管理できるようになります。これで、 『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: IP を使用した設計』 (UG896) に説明されている手順に従って、Vivado IDE で IP を最新版にアップグレードできるようになります。
推奨: 各リリースに含まれる AMD IP のバージョンは 1 つだけなので、関連付けられた XCI に新しいリリースがあると、その親 IP がロックされることがあります。XCI ファイルが配布されたときに Vivado でその XCI ファイルを自動的にアップグレードすることが試みられますが、機能を維持するため、AMD では最新版の AMD Vivado™ Design Suite でアップグレードされた XCI を使用して親 IP を再パッケージすることを強くお勧めします。 -
Next をクリックします。
次の図に示す、ソース ファイルのコピーを確認するメッセージが表示されます。
New IP Creation ページに、Create and Package New IP ウィザードで収集されたデザインに関する情報が表示されます。
- Finish をクリックします。IP パッケージャーが開きます。
この手順が終了したら、IP のパッケージに示すように、Package IP ウィンドウのパッケージ手順を確認します。