- PetaLinux プロジェクトを作成するディレクトリに移動します。たとえば、/home/user にプロジェクトを作成する場合は、次のコマンドを使用します。
cd /home/user
- コマンド コンソールで
petalinux-create
コマンドを実行します。petalinux-create -t project -s <path-to-bsp>
参照されるボードは、インストールされている BSP に基づきます。次のような出力が表示されます。
INFO: Create project: INFO: Projects: INFO: * xilinx-zcu102-v<petalinux-version> INFO: has been successfully installed to /home/user/ INFO: New project successfully created in /home/user/
上記の例では、コマンドを実行すると、BSP から抽出されてインストールされたプロジェクトが示されます。指定したディレクトリが NFS (ネットワーク ファイル システム) にある場合、TMPDIR が /tmp/<projname-timestamp-id> に変更されます。それ以外の場合は、$PROOT/build/tmp に設定されます。注意:ローカル ファイル システムから NFS ファイル システムへのシンボリック リンクは作成しないでください。NFS を使用してビルド内の「tmp」ディレクトリを指定することはできません。エラーが発生します。注記: PetaLinux で NFS 上にプロジェクトを作成するには、TMPDIR に最小 50GB、最大 100GB の空間が必要です。/tmp/<projname_timestamp-id> も NFS にある場合はエラーが発生します。次のコマンドを使用すると、PetaLinux プロジェクトの作成中に TMPDIR を変更できます。
petalinux-create -t project -s <PATH_TO_PETALINUX_PROJECT_BSP> --tmpdir <TMPDIR PATH>
また、
を使用しても、プロジェクトを作成/変更できます。2 つの異なる PetaLinux プロジェクトに対して TMPDIR に同じディレクトリを設定しないでください。ビルド エラーが発生する可能性があります。/home/user から
ls
を実行して、作成されたプロジェクトを確認します。PetaLinux プロジェクトの構造の詳細は、PetaLinux プロジェクトの構造 を参照してください。
注意:
PetaLinux プロジェクトをツール インストール エリアに作成しないでください。また、ツール インストール エリアを一時ビルド エリアとして使用しないでください。
XRT を使用してプロジェクトを作成する場合は、「Create PetaLinux Project with XRT」 を参照してください。