- RootFS タイプを
INITRAMFS
に設定します。詳細は、ルート ファイル システム タイプの設定 を参照してください。 - [INITRAMFS/INITRD Image name] を設定します。デフォルトのイメージ名は petalinux-intramfs-image に設定され、
switch_root
が有効になります。ビルド システムは、ramdisk イメージと rootfs イメージの 2 種類のルート ファイル システムを生成します。ramdisk イメージは、[INITRAMFS/INITRD Image name] で指定したとおりに生成されます。このイメージは、FIT イメージ (image.ub) とカーネル イメージにパックされます。注記: petalinux-initramfs-image を設定すると、switch_root
が有効になり、SD パーティションの ext2/3/4 で rootfs が検索されます。switch_root が無効の場合、RAM から最終的な rootfs をロードします。 - システム イメージをビルドします。詳細は、システム イメージのビルド を参照してください。
- 次のいずれかの方法でシステム イメージをブートします。
- QEMU での PetaLinux イメージのブートは、QEMU での PetaLinux イメージのブート を参照してください。
- SD カードを使用したハードウェア上での PetaLinux イメージのブートは、SD カードを使用したハードウェア上での PetaLinux イメージのブート を参照してください。
- JTAG を使用したハードウェア上での PetaLinux イメージのブートは、JTAG を使用したハードウェア上での PetaLinux イメージのブート を参照してください。
重要: PetaLinux BSP のデフォルト モードは、INITRD モードです。
INITRAMFS モードでは、RootFS はカーネル イメージに含まれます。
- Image → Image (kernel) + ramdisk.cpio/rootfs.cpio (Zynq UltraScale+ MPSoC および Versal アダプティブ SoC)
- uImage → uImage (kernel) + ramdisk.cpio/rootfs.cpio (Zynq 7000 デバイス)
- linux.bin.ub → simpleImage.mb (kernel) + ramdisk.cpio/rootfs.cpio (MicroBlaze プロセッサ)
RootFS コンポーネントを選択すると、そのサイズが相対的に増加します。