JTAG を使用したハードウェア上での PetaLinux イメージのブート - 2023.1 日本語

PetaLinux ツール資料: リファレンス ガイド (UG1144)

Document ID
UG1144
Release Date
2023-05-16
Version
2023.1 日本語
  1. ボードの電源をオフにします。
  2. ボードの JTAG ポートを JTAG ケーブル経由でワークステーションに接続します。
  3. ボードのシリアル ポートをワークステーションに接続します。
  4. システムにイーサネットが含まれる場合、ボードのイーサネット ポートをローカル ネットワークに接続します。
  5. モード スイッチが JTAG モードになっていることを確認します。詳細は、ボードの資料を参照してください。
  6. ボードに電源を投入します。
  7. ワークステーションでコンソールを開き、kermit、minicom などのシリアル通信プログラムを起動します。コンソールでボー レートを 115200 に設定します。
  8. ワークステーションで次の petalinux-boot コマンドを実行します。

    petalinux-boot --jtag --prebuilt 3 --hw_server-url <hostname:3121>

    注記: JTAG ブートに --prebuilt オプションを使用しない場合は、JTAG でのブートの追加オプション を参照してください。

    petalinux-boot--jtag オプションを指定するとハードウェアが JTAG を介してブートし、--prebuilt 3 オプションを指定すると Linux カーネルがブートします。コマンドが完了してから、コマンド コンソールにシェル プロンプトが表示するまで待ちます。

    注記: --prebuilt オプションの各ブート レベルの詳細は、PetaLinux ビルド済みイメージをブート を参照してください。

    デフォルトでは、PetaLinux リファレンス デザインのネットワーク設定は DHCP が有効です。テストに使用する PetaLinux リファレンス デザインによっては、出力が上記のものとは若干異なることがあります。

  9. システム コンソールで ifconfig を実行して PetaLinux システムの IP アドレスを確認します。