PetaLinux を SD カード外部ファイル システム ブート用に設定し、システム イメージをビルドする手順は次のとおりです。
- PetaLinux プロジェクトのルート ディレクトリに移動します。
cd <plnx-proj-root>
- 最上位のシステム設定メニューを起動します。
petalinux-config
- を選択します。
- ルート ファイル システムのタイプとして EXT4
(SD/eMMC/SATA/USB) を選択します。注記: この設定を選択して、PetaLinux ビルドを EXT ルート用に設定します。デフォルトでは、SD/eMMC デバイス名が bootargs に追加されます。ほかのデバイス (SATA/USB) では、次の例に示すように、ext4 デバイス名を変更する必要があります。
- eMMC または SD ルート: /dev/mmcblkYpX
- SATA または USB ルート: /dev/sdX
- menuconfig を終了し、設定を保存します。注記: ブート引数は、<plnx-proj-root>/components/plnx_workspace/device-tree/device-tree/system-conf.dtsi で自動的にアップデートされます。これらの変更はビルド後に反映されます。
- PetaLinux イメージをビルドします。詳細は、システム イメージのビルド を参照してください。
- ブート イメージを生成します。詳細は、Zynq UltraScale+ MPSoC 用ブート イメージの生成 を参照してください。
- 生成された rootfs.tar.gz ファイルは images/linux ディレクトリにあります。