デフォルトでは、PetaLinux は --root
モードの QEMU 仮想サブネットとして 192.168.10.*
を使用します。このサブネットがローカル ネットワークまたはその他の仮想サブネットで使用されている場合は、別のサブネットを使用できます。コマンド コンソールで次のように petalinux-boot
を実行すると、QEMU でその他のサブネットを使用するように PetaLinux を設定できます。
注記: この機能を利用するには、ローカル マシンでの sudo アクセスが必要です。また、この機能は
--root
オプションと組み合わせて使用する必要があります。petalinux-boot --qemu --root --u-boot --subnet <subnet gateway IP>/
<number of the bits of the subnet mask>
たとえば、サブネット 192.168.20.*
を使用するには、次のように指定します。
petalinux-boot --qemu --root --u-boot --subnet 192.168.20.0/24