Zynq UltraScale+ MPSoC および AMD Versal™ アダプティブ SoC 用に PetaLinux プロジェクトを作成した後、次の手順を実行して Xen イメージをビルドします。
-
cd <proj root directory>
に移動します。 -
petalinux-config
コマンドで、 を選択します。 -
petalinux-config -c rootfs
で、 を選択します。注記: Xen は ramfs ブートのみをサポートするため、/switch_root
が有効のときに Xen を有効にすると、ビルド エラーが発生します。switch_root
を有効にすると、ext4-based ブートが有効になります。この問題を解決するには、上記の設定をpetalinux-initramfs-image
からpetalinux-image-minimal
に変更します。 - petalinux-config → DTG Settings → Enable Xen dtsi を有効にして、system.dtb に xen.dtsi ファイルを追加します。
- xen rootfs パッケージまたはパッケージ グループを選択します。
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petalinux-build
を実行します。 - ビルド中間生成物は、プロジェクト ディレクトリの images/linux にあります。
注記: デフォルトでは、
petalinux-build
コマンドでは Xen はビルドされません。デフォルトのルート ファイル システムには Xen ツールは含まれません。Xen RootFS を使用する必要があります。重要: イメージ/RootFS のサイズに応じて、xen.dtsi ファイルの xen-bootargs の dom0 メモリをアップデートする必要があります。また、上記のロード アドレスを、オーバーラップしないように、イメージ/RootFS のサイズに応じて調整してください。