Yocto 設定を使用すると、プロジェクトで使用可能なさまざまな Yocto 機能を設定できます。
図 1. Yocto 設定
パラメーター | 説明 |
---|---|
TMPDIR Location | このディレクトリは、BitBake でログおよびビルド中間ファイルを保存するために使用されます。 |
YOCTO_MACHINE_NAME | プロジェクトの Yocto マシン名を指定します。PetaLinux は、デフォルトで各プラットフォームに対して一般的なマシン名を使用します。詳細は、マシン サポート を参照してください。 |
Parallel thread execution | BitBake インスタンスのスレッド数を制限します。 |
Add pre-mirror url | コンポーネントのソース コードをダウンロードするミラー サイトを追加します。 |
Local sstate feeds settings | 指定のロケーションのローカル sstate キャッシュを使用します。 |
Enable Network sstate feeds | NW sstate フィードを有効にします。 |
拡張された Buildtools を有効にします。 | 最小限の gcc、Git、tar、および Python の要件を満たさないマシンでは、このオプションを使用します。 |
User layers | プロジェクトにユーザー レイヤーを追加します。 |
BB_NO_NETWORK | ビルド マシンでインターネット アクセスを無効にします。 |
PetaLinux のデプロイ ディレクトリ
Petalinux Deploy
Directory
を使用して、生成したイメージをデプロイするためのパスを作成します。
図 2. PetaLinux のデプロイ ディレクトリ
PetaLinux は、デフォルトで <plnx-proj>/images/linux
ディレクトリにアーチファクトを生成します。
Wolfssl config
2023.1 リリースには、新しいメニュー コンフィギュレーションが導入されています。
Wolf ssl は、SSL が軽量化されたバージョンです。
注記: Wolf SSL を使用する場合は、openssl を無効にする必要があります。
図 3. Wolfssl config
petalinux-config -c rootfs
でメニュー設定を選択
petalinux-config -c rootfs → File System Packages → libs → network → wolfssl
メニュー コンフィギュレーションを使用して、armv8 の暗号化アセンブリ命令を有効にすることも可能です。
図 4. 暗号化
注記:
Wolfssl
の設定は、aarch64
ファミリにのみ対応しています。これを有効にすると、すべてのコンポーネントが再構築されます。