デフォルトでは、最上位システム設定で FSBL (第 1 段階ブートローダー) が生成されるようになっています。この手順はオプションです。
注記: PetaLinux で FSBL/FS-BOOT をビルドしないように設定した場合、これを手動でビルドする必要があります。ビルドしなければ、システムは正しくブートしません。
menuconfig で FSBL を無効にしている場合、プロジェクトで FSBL をビルドするように設定するには次の手順を実行します。
- 最上位のシステム設定メニューを起動して設定を変更します。
petalinux-config
- Linux Components Selection ---> を選択します。
-
First Stage Boot
Loader を選択します。
[*] First Stage Bootloader
- FSBL Configuration ---> を選択します。
- アプリケーション コンパイラ フラグの場合は、 を選択します。
- BSP コンパイラ フラグの場合は、 を選択します。
- コンパイル フラグを入力します。
- メニューを終了し、変更を保存します。
-
petalinux-build
を実行し、FSBL をビルドします。プロジェクトのビルド時に FSBL をビルドする場合:
petalinux-build
FSBL のみをビルドする場合:
petalinux-build -c fsbl (for MicroBlaze, it is fs-boot)
ブートローダー ELF ファイルは、プロジェクト ルート ディレクトリの images/linux 内に、Zynq UltraScale+ MPSoC デバイスでは zynqmp_fsbl.elf、AMD Zynq™ 7000 デバイスでは zynq_fsbl.elf、 MicroBlaze™ プロセッサでは fs-boot.elf としてインストールされます。
FSBL の詳細は、https://xilinx-wiki.atlassian.net/wiki/spaces/A/pages/18842019/FSBL を参照してください。