petalinux-config -c COMPONENT
コマンドでは、標準 menuconfig インターフェイスを使用して、エンベデッド Linux システムのビルド方法の制御と、エンベデッド ソフトウェア アプリケーションのソース コードの生成が可能です。petalinux-config
をほかのオプションを指定せずに実行すると、システム レベル (すなわち「汎用」) menuconfig が起動します。このインターフェイスにより、使用するブート デバイスや、システムに関するメタデータ (たとえばデフォルトのホスト名) などの情報を指定できます。petalinux-config -c
kernel
、petalinux-config -c u-boot
、および petalinux-config -c rootfs
ワークフローは、それぞれ Linux カーネル、U-Boot、ルート ファイル システムのカスタマイズ用の menuconfig インターフェイスを起動します。
--silentconfig
オプションを使用すると、以前の設定を復元できます。
例:
<proj-root>/project-spec/configs/rootfs_config を編集してさまざまな設定を有効または無効にした後、次のコマンドを実行します。
petalinux-config -c rootfs --silentconfig
既存の設定を編集せずに使用する場合は、このコマンドを使用します。この場合、menuconfig は起動しません。