ビルド済み OpenAMP のブート - 2023.1 日本語

OpenAMP を実行するには、次の手順に従います。

AMD Versal™ アダプティブ SoC 用にビルドされた Linux をブートするには、次の手順に従います。

1. Versal アダプティブ SoC 用の BOOT.BIN を生成します。

   petalinux-package --boot --plm pre-built/linux/images/plm.elf --psmfw pre-built/linux/images/psmfw.elf --dtb pre-built/linux/images/openamp.dtb --u-boot -o pre-built/linux/images/BOOT.BIN --force.

2. Linux をブートします。

   petalinux-boot --jtag --prebuilt 3 --hw_server-url <hostname:3121>

AMD Zynq™ UltraScale+™ MPSoC 用にビルドされた Linux をブートするには、次の手順に従います。

cd <plnx-proj-root>
cp pre-built/linux/images/openamp.dtb pre-built/linux/images/system.dtb
petalinux-boot --jtag --prebuilt 3 --hw_server-url <hostname:3121>

Versal デバイスのみ: Linux がブートしたら、次のコマンドを実行します。

1. modprobe virtio_rpmsg_bus
2. modprobe zynqmp_r5_remoteproc

OpenAMP ファームウェアを読み込んで OpenAMP テスト アプリケーションを実行するには、次のコマンドを実行します。

echo <echo_test_firmware> > /sys/class/remoteproc/remoteproc0/firmware

たとえば image_echo_test を読み込む場合は次のようになります。

echo image_echo_test > /sys/class/remoteproc/remoteproc0/firmware
echo start > /sys/class/remoteproc/remoteproc0/state
echo_test
echo stop > /sys/class/remoteproc/remoteproc0/state

実行を停止するには、次のコマンドを実行します。

echo stop > /sys/class/remoteproc/remoteproc0/state

詳細は、 『Zynq デバイス用 libmetal および OpenAMP ユーザー ガイド』 (UG1186) を参照してください。