高密度 I/O - 2023.2 日本語

Versal アダプティブ SoC デザイン ガイド (UG1273)

Document ID
UG1273
Release Date
2023-10-25
Version
2023.2 日本語

Versal アダプティブ SoC の低性能 I/O は、高密度 I/O (HD I/O) と呼ばれています。HD I/O は、I/O ロジックと呼ばれる未調整の IDELAY、ODELAY、IDDR、および ODDR プリミティブを通じて、UltraScale デバイスのコンポーネント モード プリミティブを一部サポートしています。HD I/O は、以前のデバイスのカラム状 I/O アーキテクチャを採用しています。

HD I/O の I/O プランニング フローは、以前のアーキテクチャと同じです。既存の HDL コードに I/O ロジック プリミティブをインスタンシエートできます。ツールでは、XDC ベースの制約フローがサポートされているため、PACKAGE_PIN 制約を指定できます。以前のアーキテクチャと同様に、[I/O Ports] ウィンドウから [Package] ウィンドウへドラッグ アンド ドロップ可能です。その他、Versal アダプティブ SoC の HD I/O バンクと XPIO バンクの間で I/O ロジック プリミティブを移動できます。

重要: XPIO と HD I/O の電圧範囲は重なりません。XPIO は、HD I/O よりも低い電圧範囲をサポートします。各バンクの電圧制限の詳細は、デバイスのデータシートを参照してください。