PUF はヘルパー データを使用して、デバイスの有効期間中、保証された動作温度および電圧範囲において元の KEK 値を再度作成できます。ヘルパー データは、
<syndrome_value>
、<aux_value>
、および <chash_value>
で構成されます。ヘルパー データは、eFUSE またはブート イメージのいずれかに格納できます。詳細は、puf_file を参照してください。また、『Zynq UltraScale+ デバイス テクニカル リファレンス マニュアル』 (UG1085) の「PUF ヘルパー データ」セクションへのリンクも参照してください。
アドレス オフセット | パラメーター | 説明 |
---|---|---|
0x8B8 ~ 0xEC0 | PUF ヘルパー データ (1544 バイト) | ブート ヘッダー オフセット 0x44 (ビット 7:6) == 0x3 の場合にのみ有効です。PUF HD が挿入されていない場合、ブート ヘッダーのサイズは 2048 バイトです。PUF ヘッダー データが挿入されている場合、ブート ヘッダーのサイズは 3584 バイトです。PUF HD サイズ = 合計サイズ = 1536 バイトの PUFHD + 4 バイトの CHASH + 2 バイトの AUX + 1 バイト アライメント = 1544 バイト。 |