PDI 内のサブシステム イメージやサブシステム イメージのパーティションを指定するには、AMD ブート イメージ (BIF) ファイルが使用されます。サブシステム イメージ内にある各ファイルは、サブシステム イメージ パーティションにそれぞれ格納されています。BIF ファイルは、ASCII 形式のデータ ファイルです。Bootgen は、BIF ファイルの指示に従って各入力ファイルを処理し、PDI を作成します。
注記: PLM は BootROM で処理されるため、サブシステム イメージまたはパーティションとしてフォーマットされません。
Vivado で生成した BIF ファイルを必要に応じて変更し、コマンドライン フローで Bootgen を実行して新しい PDI を作成できます。ユーザー自身で BIF ファイルを記述し、Vivado で生成した PDI とその他の入力ファイルを指定して、PDI を拡張することもできます。Vitis IDE を使用する場合は、ウィザードを使用して BIF ファイルに必要な入力を指定します。その後、Vitis IDE で BIF ファイルを作成し、Bootgen を実行して PDI を作成します。
注記: Bootgen ウィザードは、Versal デバイスにすべて対応しているわけではありません。今のところ、暗号化や認証などのセキュリティ機能を備えない PS および AI エンジンのパーティションのみに対応しています。