Versal デバイスのプラットフォーム管理通信層は、プロセッサ間割り込み (IPI) ブロックで提供される IPI を使用して実装されます。IPI の詳細は、 『Versal アダプティブ SoC テクニカル リファレンス マニュアル』 (AM011) の「割り込み」の章を参照してください。
各プロセッシング ユニットは、割り込みとペイロード バッファーで構成される専用の IPI チャネルを使用して PMC と接続します。バッファーは API ID と最大 5 つの引数を渡します。ターゲットへの IPI 割り込みによって、次のような API の処理がトリガーされます。
- API 関数を呼び出すと、プロセッシング ユニットが PMC に IPI を生成して必要なプラットフォーム管理動作の実行を促します。
- PMC は、各要求を分割できないものとして実行します。つまり、この動作は割り込みで中断できません。
- PMC からプロセッシング ユニットへの通知に使用されるプラットフォーム管理コールバックをサポートするために、各プロセッシング ユニットにはこれらのコールバック IPI の処理機能が実装されています。